【ソウル=名村隆寛】韓国の海軍や海洋警察が25日、日本固有の領土、竹島(島根県隠岐の島町、韓国名・独島)で、民間人の上陸を想定した防衛訓練を行った。国防省などが明らかにした。
駆逐艦やF16戦闘機を投入した訓練では、ヘリコプターによる海軍特殊部隊の上陸も行われた。
国防省は、定期的な訓練だとしているが、当初非公開の予定だった訓練は「いかなる状況においても独島を確固として守る韓国軍の意思を示すため」(国防省)公開された。
竹島の領有権を主張する動画を、日本政府が公開したことに対抗した措置とみられる。