平凡な僕の恋物語 (ゼルガー)
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ども、ゼルガーです

今回も投票していただき、感謝します

では、結果を発表します


①・・・0票

②・・・3票

③・・・3票

④・・・9票

と、圧勝で④の「どこの部にも所属しない」でした


あと、お知らせがあります。

今後の投票は感想版ではなく、私のサイトのアンケート版にお願いいたします


アドレスはこちらです
http://16.xmbs.jp/TenmaKousuke-12820-v.php?guid=on

これからはこちらに、投票をお願いいたします!

後、今後感想板に投票されても、無効となりますので、ご注意ください



第3話


そっか、なら僕は・・・



④どこの部にも入らない








「残念だけど、僕はどこの部にも入らないよ」

「は?何でだよ勿体ねーな」


山田君の言う事も分かるけど・・・


「入りたいのは山々なんだけどね。ほら、僕って昔から手伝ってる仕事があるからさ。そっちが忙しいからどうしてもね」

「仕事?」

「あー、そういえば○○君って翠屋の店員やったな~」

「あ、そっか」


そう。僕は小学校の低学年の頃から、幼馴染の両親である士郎さんと桃子さんが経営する喫茶店『翠屋』で、お手伝いとして働いてるんだ。

お手伝いと言っても、ちゃんとお給料はもらってるし、僕も好きで手伝ってるんだ。

だって、お菓子作りとか、珈琲を入れるのって大好きだしね。

趣味と実績を兼ねたアルバイトだから、一石二鳥だよ。

と、言う訳で、部活に入る暇が無さそうだ。



「そか。残念やな」

「うん。○○と一緒の部活も楽しそうだったのにね」

「あはは、ゴメンね三人とも」


授業が始まり、クラス内で自己紹介が進んでいく。

そして、自己紹介が終わり、中学最初の授業が終わった。



「と、言う訳なんですよ」

「あら、なら私達のことは気にせずに入ってくれば良かったのに」

「いえいえ。僕が好きで手伝ってるんですから良いんですよ」


あの後、三人と合流して入学祝いを行う為に翠屋に向かった。

僕は制服の上着を脱ぎ、翠屋の制服に着替えて、調理を始めた。

お菓子作りの修業を初めて早6年。今では合格点を貰えるくらいの実力はあると思う。

でもさ・・・・



「なのはも手伝ってよ!お前も翠屋の一員じゃん!」

「え~。だって、私に出来ることと言ったら接客くらいだよ?作れるのはキャラメルミルクぐらいだもん!」

「それでも手伝えよ!二代目翠屋店長!」

「だーかーら、私は管理局に務めるから、後は継がないの!」


何で実の娘がああなんだろう。

正直さ、僕はなのはの事が理解出来ないんだ。幼馴染なのに。

だって、命の危険がある戦場に行きたがるなんで異常だよ。

フェイトはまだいい。彼女は元々そっちの世界の人間だから。

はやてもまだいい。彼女の場合は前線ではなく、後方の仕事に就くそうだから。

でもなのはは違う。

常に前線に立ち、いつ死ぬかわからない戦場に身を置くことになる。

現に二、三年前になのはは生死の境をさまようほどの重症を負った。

かつての、士郎さんの様に・・・・・・

だから、僕は心配なんだ。今度は重症ではなく、本当に死んでしまうのではないかと。



それでも、僕は彼女を止めることが出来ない。

彼女が選んだ道だから。彼女自身の人生だから。

魔法の事を知らない僕が、彼女を止める権利なんか・・・・・無い。



「ちょっと、○○!ケーキはまだなの!」

「あ、ゴメンアリサ!もう直ぐ焼けるから待ってて!」

「あはは。○○君が作るお菓子って昔から美味しいもんね。ね、はやてちゃん」

「せやね、すずかちゃん。私も料理は好きやけど、○○君のお菓子には未だに適わんもんな~」

「それに、○○のお菓子ってカロリーが少ないから助かるよね」

『うんうん』


まあ、そりゃね。僕も研究に研究を重ねて、カロリーを抑えたお菓子を作ってるしね。

最近では、野菜を使ったケーキとかに凝ってるよ。


「あ、焼けた。皆~新作だから楽しみにしててね」

『はーい!』







入学祝いも終わり、皆がそれぞれの自宅に帰宅し、僕は喫茶店に残って後片付けをしていた。

うん、見事にピカピカなお皿だ。


「あ、○○君。ちょっといいかい?」

「何ですか、士郎さん」

「実はね、桃子が町内会の福引でこのチケットを当てたんだ」


チケット?ああ、つい最近オープンした海鳴遊園地の入場券じゃないですか。



「でもね。この日は僕も桃子も用事があってね。それで君に、入学祝いとしてあげたいんだけど、どうかな?」


遊園地か~。テレビや広告で見てたけど、僕もあの絶叫マシンのアトラクションに興味あったんだよな~。

うん


「ありがとうございます、士郎さん!」

「ははは。いいさ別に。それにこのチケット、二人までならOKみたいだから、誰か誘ってみてはどうだい?」


二人までか~

誰を誘おうかな?



※現段階で好感度が高い三名が選択肢になりました


①なのはを誘おう

②はやてを誘おう

③フェイトを誘おう

④誰も誘わない(この場合は、後にアリサ、もしくはすずかのどちらかを誘うことになります)

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