平凡な僕の恋物語 (ゼルガー)
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ども、ゼルガーです

今回はリストラシリーズ関係なしの恋愛物語です。

この物語は、あらすじにも書きましたが選択式です。

物語の最後に登場する選択肢から一つ選び、感想版に投票していただき、票数が多いモノを採用して物語が進みます

なので、ハッピーエンドもバットエンド、ヒロイン選択も読者次第です

では、始まります。

ちなみに、選択肢の締め切りは、次の投稿までとなっております



第1話

この物語は、読者様達の選択の投票数によってストーリーが変化します














「―――ん、朝か」


冷たい空気に身体を震わせつつ、パジャマ姿でベッドから出て、洗面所に向かう。

まだ寝ぼけているので、目を覚ますために冷たい水で顔を洗う。


「ぷはぁ~、気持ちいいな」


目が冴えたら、パジャマを脱ぎ、着替えを始める。今日から中学生になったので、小学校とは違う制服を着ていくことになる。

小学校は白い制服だったけど、中学は薄い茶色。うん、少し地味だ。

着替えを終え、朝食を済ませたら、母さんに行ってきますと伝えて家を出た。

そして真っ直ぐに向かうのは、すぐお隣の武家屋敷。小さい頃から一緒に育った幼馴染が住む家だ。

何時も通り、インターホンを鳴らす。これはもう昔からの日課だ。


『あら、おはよう○○君。なのはならもう直ぐ行くからもう少し待っててね』


ドアホンに出てくれたのは、幼馴染の母である桃子さん。

幼い頃から色々とお世話になってる人で、喫茶店を経営してるんだ。

さて、アイツは・・・


「おはよー○○君」

「ああ、おはようなのは」


茶色の髪にサイドテールが特徴の女の子が中学の制服を来て玄関から出てきた。

彼女は高町なのは。俺の幼馴染で、同い年。

ついこの間まで、リハビリでいなかったが、こうして無事に回復して復学している。

そう、彼女には秘密が有った。

それは他にも後二名ほど、いるけどそれは後で。


「ほら行こうよ。今日は入学式、もう待ち合わせ場所にアイツ等も来てるよ」

「そうだね。行こうか○○君!」



なのはと一緒にアイツ等が待つ待ち合わせ場所のバス停に向かう。

バス停には既に四人の女子が待っていた。

金髪が特徴の女子が二名と、紫の髪の女子、そして子狸が一匹。


「誰が子狸やねん!!」

「何でボクが思ってることがわかったの!?エスパー!?流石子狸」

「口に出とったわ、このボケーーー!」


関西弁でボクにツッコミを入れるのは、八神はやて。

見ての通り腹黒狸で、ノリの良さは天下一品。

昔はもっと大人しくて謙虚な子だったんだけどな~?


「アンタ達、本当に仲いいわね」


彼女はアリサ・バニングス。この中で一番友達思いで、気が強いツンデレな女の子。

周りを引っ張るリーダー体質で、小学校の時もずっとクラス委員長を務めてた。


「お、落ち着いてはやて!はやてが狸っぽいのは仕方ないと思うんだ」

「フェイトちゃんが一番ひどいよ!?」


今なのはがツッコミを入れた天然系金髪少女はフェイト・T・ハラオウン。

普段はしっかりしてて、常識人に入るまともな人物。

なんだけど、天然ボケで、振りわまされる時がある。


「ねえ皆。そろそろバスが来るよ?」

「え?マジ?」

「あ、ホンマや」


最後の紫の少女は月村すずか。5人の中で一番お淑やかで、アリサとは別の意味でお嬢様な人。

でも、身体能力は超人的で、男子でも彼女には勝てない。

そして、一番の常識人だけど、たまに腹黒い時がある。



「そういえばアンタ達、いつまでこっちにいられるのよ?」


ふと、思い出したかのようにアリサはある三名に問いかける

問いかけられたのは、なのは、フェイト、はやての三名だ。

僕も知ったのはアリサ達と同じ時だったけど、この三人は魔導師って奴らしいんだ。

そして、この地球とは別の世界で魔導師として働いてるらしい。まあ、詳しいことは分からないんだけどね。


「うん、暫くはこっちにいられそうだよ。大きな事件も無いし、よっぽど緊急じゃない限り大丈夫だよ」

「私もや。研修も暫くはなさそうやから、こっちで学生ライフを送れそうや」

「私もなのはと同じかな。暫くは自宅でも仕事が出来そうなモノだけだから、こっちにいられるよ」


彼女達が魔導師だったと聞いたのは小学3年のクリスマス。僕とアリサ、すずかが巻き込まれた事件でなのはとフェイトが魔導師だと知った。

そして、三人は幼い年齢で危険な戦場で働き始めた。当時の僕は、そんな危険だと思ってなかったんだ。

あの日・・・・・・なのはが負傷するまでは。






入学式を終えて、クラス分けの時間になった。

えっと、僕は・・・・・・



①なのはと同じクラスになった

②アリサとすずかと同じクラスになった

③フェイトとはやてと同じクラスになった




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