和田監督(左)はドラフト会場から駆けつけ、岩貞にあいさつ【拡大】
岩貞自身も「自分の特徴としては強い腕の振りからいろんな球種を投げられることが持ち味。プロでそういう風に評価されているのは能見投手」と素直な憧れを口にした。熱い闘志を秘める姿も、虎のエース左腕と重なる。
「まず1番は先発投手というポジションを獲得して、10勝という目標をかかげて1年目のシーズンに臨みたい」
今季のドラフト1位・藤浪(大阪桐蔭高)が挙げた勝利数を目標にぶち上げれば新人王についても「狙います」と豪語。自信をみなぎらせた。
熊本・必由館高時代には縁のなかった甲子園が次の舞台。「日本一熱いといわれるファンの前で期待に応えたい。熱い気持ちを持ってやっていきたい!!」と誓った。
岩貞は今後関東地区大学野球選手権大会に出場し、31日に上武大との初戦に臨む。勝ち抜けば16日開幕の明治神宮野球大会に進む。9年ぶりのV奪回がかかる来季、頼もしいサウスポーが加わる。(栃山 直樹)
(紙面から)