今夏の日米大学野球の日本代表メンバーにも選ばれていた梅野【拡大】
2001年には母・啓子さん(享年34)をがんで亡くした。母は息子がプロ野球選手になることを願い、天国に旅立ったという。
「夢を叶えることができてホッとしている。天国から見ているだろうし、これから頑張らないといけない気持ち」
12年が過ぎ、ついにその約束を果たした。即戦力として期待される22歳は、悔しさと期待を胸にプロに殴り込む。(大石 豊佳)
梅野 隆太郎(うめの・りゅうたろう)
捕手。1991(平成3)年 6月17日、福岡県生まれ、22歳。小2から野球を始め、中学時は那珂川シャークスに所属。福岡工大城東高では2年秋から主将を務め、通算24本塁打を放った。福岡大では1年春から全試合に出場。1年秋から6季連続でベストナイン、今春にはMVPに選出された。
(紙面から)