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World View Announces $75,000 Balloon Flight to View Earth

U.S. venture company World View announced on Tuesday its plan of $75,000 balloon flights to send tourists in a capsule up to 19 miles from the ground to view Earth.

■チェック

・balloon flight 気球飛行
・view Earth 地球を眺める
・venture company ベンチャー企業

■対訳 

「ワールドビューが地球を眺める気球飛行を発表、7万5千ドル」

米ベンチャー企業のワールドビューが火曜日、カプセルに乗った観光客に地上19マイル(約3万メートル)から地球を眺めてもらうという7万5千ドル(約730万円)の気球飛行の計画を発表した。

■訳出のポイント

balloon の語源は 「大きな球」 という意味のイタリア語 ballone で、「気球」を指します。

a hot-air balloon だと 「熱気球」、a weather balloon だと「気象観測気球」 です。

view は 「眺め」 「風景」、あるいは 「意見」 「見解」 などの名詞として頻出の重要単語。

今日は 「〜を見る」 「〜を眺める」 という動詞として登場しています。

そこで view Earth で 「地球を眺める」 ということです。

earth は 「地球」 「世界」 「地面」 「地上」 などの意味で使われますが、他の天体との対比として「地球」を意味する場合には、しばしば Earth と大文字で表します。

また、冠詞 the はあっても無くてもOKです。

今日の記事では view Earth と大文字・無冠詞で統一されています。

send tourists in a capsule up to 19 miles from the ground

の部分は直訳すると

「カプセルの中の観光客を地面から19マイル上まで送る」。

つまり、「観光客をカプセルに乗せ、地上19マイルまで連れて行く」

ということです。

そして、その目的は後続の to view Earth 「地球を眺めるために」となります。

英バージン・グループの Virgin Galactic や米ベンチャーの Space X を初め、少なくとも6社が宇宙旅行計画をぶち上げる中、"格安" な "宇宙ツアー" が登場したニュースです。

米ベンチャーのワールドビューの計画は、ヘリウムガスを使った巨大な気球でカプセルをつり上げ、高度3万メートル上空から地球を眺める、というもの。

民間旅客機の飛行高度の約2倍に相当する3万メートルの成層圏まで、1時間半から2時間かけて上昇し、2時間ほど滞在するという計画です。

実際には宇宙ではありませんが、大きな窓から丸い地球や真っ黒な空間といった宇宙飛行士しか目にできない光景を堪能できるということです。

この気球飛行は、厳密には "宇宙旅行" とはいえませんが、来年運航開始予定のバージン・ギャラクティックの宇宙旅客機費用25万ドル(約2400万円)などに比べたときの "格安さ"、そしてカプセル内は気圧・酸素濃度も地上と同じで普段着のまま乗り込める"気楽さ" が売りのようです。

年内にテスト飛行を行い、早ければ2016年から運航開始を予定しているそうです。

■編集後記

http://bit.ly/1a7gBsY
こちらでイメージ写真を見ることができます。うーん、730万円。これは確かに考えてしまいますが、怖いです。。もしバルーンが隕石かなにかにぶつかって破裂したら。。(^^;


(裏)USPGAツアーを時差無しで体感できるのでうれしい(KLでやってますね)


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