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松山、胃炎欠場明けも「いい感じ!」16位発進!

 ◆米男子プロゴルフツアー CIMBクラシック第1日(24日、マレーシア・クアラルンプールG&CC西C、6967ヤード=パー72) 日本勢で唯一の出場で、疲労性胃炎からの復帰戦となった松山英樹(21)=東北福祉大4年=は5バーディー、3ボギーの70。体調、ショットの状態とも復調をアピールする内容で、2アンダーの16位と上々のスタートを切った。63で回ったライアン・ムーア(30)=米国=が、9アンダーで首位に立った。

 課題と収穫を実感する初日となった。疲労性胃炎で前戦を棄権した松山は、開幕戦の最終R以来10日ぶりの実戦復帰。「納得できる部分は少ないけど、いい感じでは来ている。そんなに悪くないけど、良くもない。ちょっと練習すれば良くなるかな。体調は全然大丈夫です」。70の16位発進に、復調への手応えはつかんだ。

 前半9ホールのショットはほぼ完璧だった。今大会前に「気分転換です」とクラブのグリップを、水色から黒いものに新調した。ティーショットでフェアウエーを外したのは2ホールのみ。パーオン率も100%と安定感抜群のゴルフを展開。4番でピン左20センチへのスーパーショットでバーディー先行。3つスコアを伸ばし、首位と2打差の好位置で折り返した。

 だが後半に息切れも。30度を超える高温多湿の中、汗だくになりながら11番は第1打をグリーン右手前のラフに外し、寄らず入らずで初ボギー。13、14番は共に3パット。グリーン周りのラフから寄せ切れなかった場面と、計30パットに「やっぱりショートゲームが課題」と汗をぬぐった。

 プレー同様、胃も順調に回復しつつある。23日夜はコース近くの焼き肉店でタン塩やハラミに舌鼓をうちながら、大好物の白飯を2杯平らげた。第1R中は、契約するダンロップスポーツ関係者から差し入れられたおにぎりで栄養補給。16番では、3ウッドでの第1打をグリーン手前の花道まで運び、バーディー。体力面での不安も一掃した。「ゴルフは4日間。じっくりと爆発できるところまで状態を上げていければ」と松山。ホールアウト後、様々な距離からのアプローチを約1時間黙々と繰り返した。怪物ルーキーはしゃく熱の国から、一歩ずつ再起をはかる。

特集   松山英樹

(2013年10月25日06時02分  スポーツ報知)

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