★好景気だが、消費は今一
デジカメの世界出荷、21%増
カメラ映像機器工業会は2006年のデジタルカメラの世界出荷が21.9%増の7898万台発表。
一眼レフ型が急拡大、コンパクト型も新興国で伸びた。
一眼レフが38.9%増の526万台、コンパクトカメラ20.9%増の7371万台。
07年の出荷は伸びが鈍化し、7.5%増の8487万台とみている。
★個人的には18倍ズームのオリンパス新機種に関心が
世界の海外旅行客、8.4億人で過去最高
世界観光機関は昨年の海外旅行客数が4.5%の8億4200万人の史上最高を記録したと発表。
地域別では、アフリカの8.1%増が最大。伸びが低いのは米大陸の2.0%増。
★アフリカの増は意外
1月30日
SCの12月売上、1.0%減
日本SC協会の12月既存SC総売上高 (推計) は2兆7747億円、3.1%増、既存SC1.0%減だった。
中国地方が2ヶ月連続プラス、名古屋市が3.2%増。
★名古屋が好調
ナマコ高騰、4年で3倍に
中国への輸出が急増し、ナマコが高騰。
日本では黒ナマコは色が敬遠され、捨てていたが、中国では高級品。
1キロ300円程から900円まで上がっている。
★巨大市場の中国へ
加賀屋、若手活性化チームがスタート
日本一の温泉旅館、和倉温泉の加賀屋が若手社員による活性化チームを立ち上げ、
商品開発や料理、台湾客誘致、旅館コンサルティングなど16のプロジェクトをスタート。
接客、調理、経営企画、外食など各部門の30代約20人で構成され、
10億円程の資金を活用し、まず厨房の大幅改装を進める。
★日本一でも大改革
耐震偽装のアパホテル、虚偽説明を連発
耐震偽装の京都市アパホテルが、
市の使用禁止勧告を無視し、宿泊予約客に了解すれば無償で泊まれると説明していた。
耐震偽装を知らなかったという社長の泣きながらの謝罪会見も虚無で、
遅くとも10月には市から指摘され、そのまま営業を続けていた。
アパホテルグループと関係の深いのは安倍首相、森喜朗氏、みのもんた氏等。
★タムラ設計と田村水落設計によるホテル・マンションは要調査
1月27日
食品のずざんな商品管理、あいつぐ
ずさんな商品管理が相次いで明らかになった不二家の泉佐野工場が昨年10月、
大腸菌を検出したシュークリームなどを出荷し、回収していなかった。
出荷数などは不明。
菓子メーカー、レーマンは東京ディズニーシーや百貨店などで、賞味期限を過ぎたチョコレートを使った チョコレート菓子を販売していた。ディズニーシーで売られたのは約2万点。 ユニリーバ・ジャパンはマーガリン「ラーマ」の一部に金属片の混入が見つかり自主回収を開始した。 回収するのは、昨年8−9月製造の9製品86万個。 ワイン輸入販売ガロ・ジャパンは最大120本にガラス片が混入している可能性があると、 ジェイアール東日本フードビジネスは、ハンバーガーショップ「ベッカーズ」の11店で18−21日に、 賞味期限切れとんかつソース使用のサンドイッチ195個を販売したと発表した。
★微細な問題もあるが、商品管理徹底を
中国産ビーフンなどから未承認の遺伝子組み換え品種
厚労省は中国から輸入されたコメ加工品に、日本で未承認の遺伝子組み換え品種の混入が確認されたと発表。
桜井市森井食品輸入のビーフンと、四日市市三瀧商事輸入のもち米の粉。国内流通はしていない。
★中国製品の心配が
4000万円の携帯、世界8台限定
ノキアの子会社、高級ブランドVertuの全世界8台限定、
ダイヤモンドプラチナシリーズBoucheron for Vertu Cobraが発表された。
4050万円でアジアでは上海の1台のみ。
コブラの頭と体に2カラットのダイヤモンドが2つはめ込まれている
★バブリーな世界
トヨタの06年世界生産900万台超え
トヨタ自動車グループの06年世界生産台数は9.5%増の901万7786台、
販売8.5%増の880万8299台と、共に過去最高。
★世界一が見えた
変電機器カルテルで EUが日欧の電機メーカー10社に制裁金1200億円
欧州委員会は変電機器でカルテルを結んでいたとして、日欧の電機メーカー10社に制裁金7.5億ユーロ、1200億円を科した。
日本メーカーは、欧州で販売していないが、お互いの地域に参入しない密約で、競争阻害をしたとされた。
★厳しい処分です
1月23日
12月、スーパー3.8%減、コンビニ0.2%減
日本チェーンストア協会の12月スーパー売上は3.8%減の1兆4115億円で、12カ月連続前年割れ。
06年売上高は2.7%減の14兆224億円で、10年連続ダウン。
日本フランチャイズチェーン協会の12月コンビニ売上(11社、既存店)は、
0.2%減の5920億円で、6カ月連続減。客数は0.5%増。
全店売上は2.3%増の6429億円で、3カ月連続増。店数は1.6%増4万616店。
06年の売上(11社、既存店)は、2.4%減の6兆6689億円で、7年連続減。
★業種間競争に自店間競合も
イオン系のファミレスが賞味期限切れドリアを提供
イオン系のグルメドール取手店で昨年12月、
3カ月半前に賞味期限が切れたベビーフードのドリアを出し、
客の女性が容器記載の賞味期限06年8月30日に気付き、指摘。
ドリアを食べた長男は、数日間発熱と下痢の症状を訴え、
イオンイーハート社は客側に謝罪した。
店内には賞味期限切れドリアが15個残っていたが、
保健所調査では食中毒を起こす細菌は検出されなかった。
グルメドールは全国180店。
★安全管理の100%徹底を
中国が高級ブランドに不合格
上海工商行政管理局が、商品の品質検査を行い、
シャネル、アルマーニ、ディオール、バーバリーなど高級ブランド24点を、
色落ち、有害染料、原材料不当表示などで不合格にした。
偽物問題で、ブランド各社は政府に対策強化を求めていた。
★政策的ないやがらせ
1月22日
納豆ダイエットの報道捏造で、発注ストップ
「発掘!あるある大事典2」の「納豆ダイエット」報道で、各地で売り切れが続いたが、
捏造とわかり、売上げがストップ。増産を強いられていた業者は一転、苦境に陥った。
★ダイエットは適度の運動とバランス良い食事から。納豆は健康食品
ファミリーマート、中国・広州でオープン
ファミリーマートは中国広東省の広州市内に、台湾企業との合弁で、コンビニ2店舗を開店。
04年の上海店に続き2都市目。同社は広州で年内に20店前後を展開、3年後100店舗を目指す。
★上海以外にも展開
J&J社、労働時間内を禁煙に
医療機器大手のジョンソン&ジョンソン社は全ての職場を禁煙とし、
同日本社は全社員の労働時間中の禁煙も開始した。
★安全で健康的な職場環境を
英テスコ、二酸化炭素を表示
英の大手スーパー、テスコは全商品に二酸化炭素排出量のラベル表示をすると決定した。
オックスフォード大と共同で測定方法を研究開発する。
★進む欧州のエコ対応
1月19日
百貨店売上、10年連続前年割れ
日本百貨店協会の2006年全国百貨店売上は前年比0.7%減(既存店)、7兆7700億円と10年連続で前年実績を下回った。
ピークだった91年の9兆7130億円から2割減。
衣料品が前年比1.2%減。婦人服0.6%減、紳士服は1.6%減。食料品0.2%増。
12月の全国百貨店売上は2.3%減の8989億円、衣料品3.7%減、紳士服4.4%減、婦人服3.2%減、
身のまわり品1.0%減、雑貨2.0%減、食料品2.3%減、家庭用品0.5%減、その他家庭用品はプラス、家具・家電はマイナス。
12月東京地区は3.1%減の2165億円と共に3カ月連続減。東京地区2006年は0.8%減の1兆8944億円。
★10年で2割減、他業種が攻勢
中国元、4日連続最高値更新
18日上海外国為替市場の人民元終値は1ドル=7.7710元と、4日連続で切り上げ後の最高値を更新。
★切り上げの圧力に
寒波でカリフォルニアの柑橘類が大打撃
米カリフォルニア州で氷点下の日が続き、
収穫を控えたオレンジやレモンなどが大きな打撃を受けている。
4分の3が被害を受けた可能性があり、
シュワルツェネッガー州知事は非常事態宣言を発令した。
カリフォルニア州はレモンが全米の98%、ネーブルオレンジ95%と、ほぼ全量を占める。
★カリフォルニアが零下になるなんて
1月17日
不二家、改善指示後も期限切れ原料を使用
不二家の社内調査で、昨年11月に埼玉工場の不正を把握し、改善指示した以降も2回、期限切れ原料を使っていたことがわかった。
量販店、コンビニで同社製品の撤去が進み、危機的な状況に陥った。
★経営陣の怠慢
AOKI、高級老人ホームに参入
紳士服のAOKIが高級老人ホーム運営事業に参入。
子会社のソレイユが企画・販売・運営し、
横浜市に09年3月、総戸数120戸の介護付き有料老人ホームを開業、
19年までに10施設を予定。
富裕層の利用を見込み、入居一時金は5千〜8千万円。
★結婚事業から高齢者事業へ
NYダウ、3日連続最高値
16日の米株式相場ダウ平均は1万2583ドルと、3日連続で史上最高値を更新した。
★投機資金がさらに米株に
1月15日
ベトナムがWTO加盟
ベトナムが世界貿易機関WTOの150カ国目の加盟国になり、自由経済の正式な一員となった。
過去10年、年7%以上の経済成長を続け、海外からの直接投資も年100億ドルに達している。
WTOにはロシアやイラクも加盟申請中。
★ベトナムは仏文化の影響もあり、潜在力は大きい
シャンプー・洗剤の詰め替え品、増加
日本石鹸洗剤工業会によると、
05年の出荷量に占める詰め替え品の割合は、
前年比2ポイント増の59%になった。
05年製品出荷のプラスチック使用量は
前年比7.4%増の5.6万トンだが、
製品1トン当たりのプラスチック使用量は2.6%減の60キロになり、
95年比では29.5%減。
★あとは使用量の抑制ですね
H&M、香港店を3月オープン
H&Mは3月10日に香港店をオープン、上海にも今春開店し、
日本も08年に予定。
★GAPは苦戦中ですが、H&Mは好調
1月12日
不二家、洋菓子販売を全面休止
菓子の不二家が消費期限切れの牛乳を使用していた問題で、全国での洋菓子販売を全面的に休止した。
11月8日に埼玉工場で製造したシュークリーム2000個に前日消費期限の牛乳を使用、
りんご加工品「アップルフィーリング」を期限切れのまま出荷、
殺菌検査で出荷基準に満たない洋菓子「シューロール」を出荷していた。
全5工場で操業休止。不二家チェーン890店も洋菓子販売を休止。
レストラン、カフェは営業を続ける。
同社は昨年11月に事実を把握したが、公表しなかった。
★ペコちゃんがかわいそう
任天堂、売上8割増
任天堂は06年度連結売上が過去最高の9000億円に達する見通しと発表。
05年度の5092億円から8割増。ニンテンドーDSとソフト販売が好調で、
1600億円上方修正し、最終利益も200億円増の1200億円に修正。
★すごーい。マリナーズに投資可能か?
12月の世界気温、過去最高
世界の12月平均気温(速報値)は平年より0.41度高く、1997年の0.40度を上回り、1891年の統計開始以降最高だった。
気象庁のエルニーニョ監視速報によると、ペルー沖の12月の海水温度は30年間平均を1.1度上回り、エルニーニョ現象が進行中。
今冬いっぱい高い状態が続き、春には終息する可能性が高いと予測している。
★驚異的な暖冬
NYで円が120円台
11日午前のニューヨーク外国為替市場は円売り・ドル買いが進み、1ドル120円47銭と、1年1カ月ぶりに120円台に下落。
★ドルの方が危ういのに
人民元、香港ドルを超える
中国人民銀行は11日、1ドル=7.7977元に設定。香港ドルの連動相場制1ドル=7.8HKドルを上回った。
中国の昨年の貿易黒字は1775億7米ドルで05年1019億米ドルを74%上回り、過去最高。
米からの元切り上げ圧力がさらに強まるはず。
2007年の中国の貿易総額は2兆ドルを超えるとの見通し。
06年は前年比23.8%増の1兆7606億ドルだった。
★巨大市場がじわじわ力を発揮
07年世界経済は3.2%成長
国連の世界経済展望の報告書によると、2007年の世界全体の成長率は06年の3.8%(推計値)から3.2%に下落。
日本の成長率も06年の2.5%から1.7%に下がると予測した。
米の07年も住宅市場冷え込みで、06年3.3%から2.2%に。
★世界の成長率は0.5%とかにして、格差是正を
かばんのエース、ゼロハリバートンを買収
カバン大手のエースは有名な米ゼロハリバートンを買収した。
2010年までに同ブランド売上を3倍以上の150億円に引き上げる。
全世界での商標・販売権を持ち、製造部門は買収せずに生産委託する。
★世界ビジネスへ
1月6日
日本企業による海外企業の合併・買収額が過去最高
トムソンファイナンシャルによると、06年に日本企業が海外企業に行ったM&Aの額が、
前年の2.5倍、438.8億ドル5.2兆円で、過去最高になった。
06年に世界全体のM&Aは3.8兆ドル453兆円、37.9%増だった。
うち日本企業がかかわったのは2937件、1506億ドル18兆円。
ソフトバンクのボーダフォン日本買収、
東芝の米ウェスチングハウス買収、
JTの英ギャラハー買収など大型が増えた。
今年5月から、海外企業が株式交換で日本企業を買収できる三角合併が解禁される。
★日本でも合併・買収が普通に
新車販売20年ぶり低水準、軽は最高
06年の自動車の国内販売が573万9506台、1.9%減で20年ぶりの低水準。
軽自動車は202万3619台、5.2%増で過去最高。軽の比率は35%になった。
小型車以上は371万5887台、5.4%減。
軽を含む販売台数は1位トヨタ169万台、2位日産77万台、3位ホンダ70万台、
4位スズキ69万台、5位ダイハツ62万台。
米の昨年のメーカー別新車販売台数は、トヨタが254万台で
ダイムラー・クライスラーの239万台を抜き、3位に浮上。
世界販売はトヨタが880万台で、GM910万台に次ぐ2位。
★今度のミラはかなりハイレベル。あとは燃費と価格
1月4日
初売り好調
初売りが好調。伊勢丹は直営7店すべてが過去最高売上で、新宿本店は7%増の27億円、紳士の来店客は10%以上増。
西武池袋本店は開店前に2万1千人が並び、2日の売上が過去最高の19億円。福袋平均単価が1万1200円と1割以上上昇。売上が15%増。
高島屋日本橋店は1万2000人、そごう横浜店は1万7千人が並び、2日の売上はそれぞれ5〜10%増。
松坂屋名古屋本店は50%増の約11億円、大丸梅田店も5%増の8億円弱と、1日の売上の過去最高。
★ブランドの福袋と割引は売れました。
アジアの株が上昇
香港株式市場のハンセン指数が2日連続で過去最高値を更新。
ハンセン指数を構成する36銘柄で19銘柄が上昇、16銘柄が下落、1銘柄が変わらず。
ハンセン指数は前日比103.21ポイント(0.5%)高の20413.39。
シンガポール株式相場も上昇し、ストレーツ・タイムズ指数が前日比1.7%高の3037.74で終了、
3日連続最高値更新。06年10−12月期の国内総生産成長率が7.6%増と予想より高く、高評価された。
★欧米の金融機関やファンドが投資先を、不動産から中国株にシフト
ユーロ高、円安
3日午前のロンドン外国為替市場は、円がユーロに対し、1ユーロ157円93銭と下落し、
過去最安値を更新。一時は158円03銭と 99年のユーロ導入以来の安値を付けた。
ドルに対しても1ドル=119円41銭で、過去3週間で最大の下げとなった。
円は主要16通貨のうち15通貨に対して下落。
一方、ユーロとドルは1ユーロ=1.3226ドル。
★欧州品がさらに高く
スタバが、トランス脂肪酸の油を使用中止
スターバックスは米国の約半数の店舗で、トランス脂肪酸を含む食用油の使用をやめると発表。
年内には米の全店舗でトランス脂肪酸を使用しないメニューに切り替える。
トランス脂肪酸は、ニューヨーク市が昨年12月に原則使用禁止を決め、
米ケンタッキーフライドチキンも他の油への切り替えを表明している。
★世界的な流れになりそう
キャビアの輸出解禁
ワシントン条約事務局はイランやロシア、アゼルバイジャン、カザフスタン、トルクメニスタンのカスピ海沿岸5カ国に
今年のキャビアの国際取引を認めると発表。
ペルシャチョウザメなどの卵で、最も珍重されるベルーガ種は解禁が見送られた。
イラン以外の4カ国は昨年の割当がゼロだったが、チョウザメ保護策が強化され、再開された。
★日本人はイクラで
香港もレストランなどが禁煙に
香港は1月1日から、レストランやバーなどが禁煙になり、大半の場所でたばこが吸えなくなった。
罰金は最高5千香港ドル(7.6万円)。これまでもデパートや劇場などは禁煙だった。
運動施設やナイトクラブ、マッサージ店、マージャン荘なども禁煙で、
事前申請すれば09年6月まで適用除外される。
★禁煙エリアがさらに拡大