感染性胃腸炎に注意を10月23日 12時36分
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これからの時期、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎が流行する傾向があることから、宮城県は食事の前には、十分に手を洗うなど予防を徹底するよう呼びかけています。
宮城県疾病・感染症対策室によりますと、ノロウイルスなどの微生物を原因とする感染性胃腸炎は、例年この時期から１２月ごろにかけて流行する傾向があるということです。
感染性胃腸炎は、汚染された物に触れた手を介したり、ノロウイルスを内臓に取り込んだカキやシジミなどの二枚貝を十分に加熱せずに食べたりした場合に感染し、腹痛や下痢、発熱などの症状が出て、子どもや高齢者などは重症化することもあります。
県内では、去年１年間に、冬場を中心に、およそ２万７０００人が感染性胃腸炎に感染したという報告があったということです。
このため、県では、調理や食事の前には、十分に手を洗うほか調理器具もよく洗い消毒して使用したりして予防を徹底するよう呼びかけています。