10月の月例経済報告は国内景気の総括判断を「緩やかに回復しつつある」で据え置いた。輸出の回復に一服感がみられるものの、設備投資などは持ち直しの傾向が持続していることから景気の好循環は続いていると判断した。
今回の総括判断と主な変更項目は以下のとおり。カッコ内が9月判断。
【国内景気】
◎総括判断〔→〕
緩やかに回復しつつある
(同上)
◎先行き
輸出が持ち直し、各種政策の効果が発現するなかで、家計所得や投資の増加傾向が続き、景気回復の動きが確かなものとなることが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている。
(同上)
◎輸出〔↓〕2カ月連続の下方修正
おおむね横ばいとなっている
(このところ持ち直しの動きが緩やかになっている)
◎輸入〔↑〕16カ月ぶりの上方修正
このところ持ち直しの動きがみられる
(横ばいとなっている)
◎貿易・サービス収支 4カ月連続の表現変更
赤字は、横ばいとなっている
(赤字は、おおむね横ばいとなっている)
◎業況判断〔↑〕3カ月ぶりの上方修正
さらに改善している
(改善している)
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
国内景気
日経平均(円) | 14,486.41 | +60.36 | 24日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 15,516.66 | +103.33 | 24日 15:18 |
英FTSE100 | 6,713.18 | +38.70 | 24日 16:35 |
ドル/円 | 97.33 - .36 | -0.07円高 | 25日 4:13 |
ユーロ/円 | 134.41 - .52 | +0.11円安 | 25日 4:13 |
長期金利(%) | 0.605 | +0.005 | 24日 15:21 |
NY原油(ドル) | 96.86 | -0.94 | 23日 終値 |
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