［メルボルン ２４日 ロイター］ - オーストリア準備銀行（中央銀行）のロウ副総裁は２４日、同国のインフレが比較的落ち着いている一方で中国の最近の経済指標は勇気づけられる内容になっているとの見方を示した。
副総裁はメルボルンでの講演で「中国に関する悲観的な見方が誤っていることが、あらためて証明されつつある。同国の成長に関する最近の指数は心強い内容であり、今後急に大幅な低下を見せるのではないかとの懸念を抱く理由はどこにも見当たらない」と発言した。
２３日に発表されたオーストラリアの第３・四半期の消費者物価指数（ＣＰＩ）は予想を上回る上昇となったが、副総裁は同国のインフレは比較的穏やかな水準にとどまっていると述べた。
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