無人機領空侵犯、政府が新たな対処方針

無人機領空侵犯、政府が新たな対処方針

最新ニュース

無人機領空侵犯、政府が新たな対処方針

< 2013年10月18日 0:30 >


 先月、中国軍の無人機が沖縄・尖閣諸島沖周辺を飛行したことを受け、政府が、無人機が領空侵犯した場合の新たな対処方針を取りまとめたことがわかった。

 無人機はパイロットがいないため、無線などによる従来の警告が通じるのかどうか、防衛省を中心に対処方針を検討してきたが、無人機のレーダーやカメラなどの性能が明確でないことから、有人機と同じ手順を取ることを決めた。まず無線で退去や着陸を要請、次は無人機に近づいて翼を振るなど機体による警告サインを送る。従わなければ、無人機の前方に信号射撃を行う。こうした警告にも従わず、領空に入り、国民に危険が及ぶ事態や、正当防衛、緊急避難であると判断された場合は撃墜するとしている。

 この対処方針は先週までに安倍首相に報告され、了承されたという。

注目ワード
無人機領空侵犯 対処方針 尖閣諸島沖周辺 有人機 正当防衛

※「注目ワード」はシステムによって自動的に抽出されたものです。

【関連記事】
2013.10.09 23:03
上半期の空自緊急発進、99回増の308回
2013.09.10 13:59
尖閣付近の“国籍不明機”は中国軍~国防省
2013.09.09 22:12
沖縄・尖閣諸島付近に国籍不明の“無人機”
2013.08.22 20:44
ロシア機が日本領空侵犯、今年2度目
2013.07.26 12:55
海兵隊的機能確保が重要~防衛白書中間報告

News24トップへ戻る

日テレ24最新ニュース

PR広告

スポンサー広告