さっき伯父の斉藤貢の火葬が明日の11時半に決まったと連絡があった。
もう夕方の散歩を始めていて、全てが終わるのが7時半くらい。
明日の朝のボラさんもいないので涙をのんで今回の火葬に参列することは断念した。
明日はコタママとの裁判もあるのでその時間にも、たとえ飛行機の切符がとれたとしても、その時間内に帰ってくるのは無理。
子供のころから面倒をかけっぱなしの伯父の最期くらい行ってあげたかった。
骨くらい拾ってあげたかった。
6歳の時に父親をなくした私にとっては父親代わりの伯父。
夏休みは毎年大島で過ごした。
自分の畑で採れた大きなスイカを海に持ってけと言って渡してくれた伯父。
くさやや牛乳煎餅をどこに引っ越しても律義に送ってくれた伯父。
今、思い出しても笑顔しか浮かんでこない伯父。
怒ったところを見たことがなかった伯父。
昨日遺体と対面しても本当に眠ったように安らかに眠っていた伯父。
足や体はかなり損傷していることを警察官に告げられたが、顔はいつもの伯父のままだった。
沢山の棺が並べられている遺体安置所。
17日に上がっていたのになんで昨日まで会わせてもらえなかったんだろう。
貢伯父ちゃんが、私の来るのを待っていてくれたのかな。
明日は行けないけど、顔を見れただけまだ幸せな方なのかな。
貢おじちゃん
最期に会えてよかったよ。
明日は行けなくてごめんよ。
あの世でまた会えるかな。
その時は好きだったものいっぱい作って食べさせてあげるからね。
貢おじちゃん。さようなら、又ね。