在外被爆者訴訟:医療費申請却下の処分取り消し 大阪地裁
毎日新聞 2013年10月24日 15時08分(最終更新 10月24日 16時10分)
海外に住んでいることを理由に、医療費の支給申請を却下した大阪府の処分は被爆者援護法に反するとして、韓国に住む韓国人被爆者3人が処分の取り消しなどを求めた訴訟で、大阪地裁(田中健治裁判長)は24日、却下処分を取り消した。在外被爆者への医療費支給を巡る初めての判決で、国に援護のあり方の見直しを迫る司法判断となった。