1 賛同国数116カ国、そして我が国ニュージーランド並びにオブザーバー国であるバチカン市国を代表し、発言する。

 2 我々の国々は、核兵器のもたらす壊滅的な人道的結末について深く懸念している。核兵器の使用と実験という過去の経験は、核兵器が持つ莫大(ばくだい)かつ制御不能な破壊力及び無差別性によって引き起こされる受け入れ難い人道的結末を十分に証明してきた。本年3月にノルウェー主催の下開催された「核兵器の人道的影響に関する会議」における事実に基づく議論によって、これらの結末に対する理解がより深まった。専門家及び国際機関からの鍵となるメッセージは、いかなる国家または国際組織も核兵器爆発によって引き起こされる人道的緊急事態を解決することも、犠牲者に対して十分な支援を行うことも不可能であるということであった。

 3 同会議には、128カ国、赤十字国際委員会(ICRC)、多くの国連人道機関及び市民社会から幅広い参加が得られ、核兵器の壊滅的な人道的結末が根本的かつグローバルな懸念であることを示した。我々は、2014年2月13日から14日に予定されているフォローアップ会議についてのメキシコの発表を温かく歓迎する。同会議はこの問題、とりわけ核兵器爆発の長期的な影響についての理解をより広げ、深めることを目的としており、我々は、同会議に参加することが、すべての国にとっての利益であると確信する。我々は、市民社会が継続的に関与してきていることを歓迎する。

PR情報