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理美容店で車いすの入店拒否
10月24日 12時58分

大阪府と兵庫県で美容店や理髪店を運営する大阪の会社の一部の店が、車いすの客の入店を拒否し、障害者団体から抗議を受けていたことが分かりました。

車いすの客の入店を拒否していたのは、美容業や理髪業を営む大阪・西区の会社「マツモト」の一部の店です。
この会社は、大阪府と兵庫県で「美粧館」という美容店と「理髪館」という理髪店を合わせて53店舗運営していますが、会社によりますと、去年からことしにかけて一部の店が車いすの客の入店を断り、障害者団体から抗議を受けたということです。
会社では、以前開いた店長会議で、一部の店から「電動車いすの客が店内を動き回り危なかった」という報告を受け、社長が「店が混んでいるときは車いすの客の利用が難しいこともある」などと発言したということです。
これについて、会社は、社長の発言を受けて一部の店が車いすの客を断るようになったとみられるとしていて、会社として入店拒否を指示したことはないと説明しています。
この会社では、障害者団体からの抗議を受け、すでに各支店長に入店を拒否することがないよう指示したということです。
運営会社の松本兼輔取締役本部長は「障害者を差別するつもりはなかったが、誤解を招くことになり申し訳ない」と話しています。

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