【イタリア・ミラノ発】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第3節の8試合が22日(日本時間23日)に行われ、H組のバルセロナ(スペイン)は敵地でACミラン(イタリア)と1―1で引き分け、同組首位を守った。故障明けのエースFWリオネル・メッシ(26)が同点ゴール。イタリア国内での試合で初めてPK以外の得点を挙げ“鬼門”を突破した。
エースが因縁の地で復活を遂げた。1点リードされて迎えた前半23分、右サイドに開いていたメッシはフリーでパスを受けると、ゴール前にドリブルで突進。ミランDF陣の厳しいチャージを受けてエリア内でバランスを崩したが、倒れこみながら左足を鋭く振り抜き、ゴール右隅に同点ゴールを突き刺した。
9月28日のリーグ戦・アルメリア戦で右腿裏を痛めて戦線離脱。約3週間の休養を経て今月20日のオサスナ戦で途中出場を果たし、先発に復帰した大一番で見事に結果を出した。これまでメッシはイタリア国内での試合の得点は過去5試合でPKによる1点しかなく、流れの中から初めてのゴールで“鬼門”を突破。昨季CL準々決勝第1戦で0―2と完敗した借りをわずかながら返した。
敵地での勝ち点1は上等な結果のはずだが、ベンチの表情は明るくない。マルティノ監督は「勝ち点3を取れたはず(の内容)なのに、引き分けで終わってしまった」と不満を見せた。前半9分の失点はDFマスケラーノによるボール処理のミスから。責任を感じたマスケラーノは試合後のテレビのインタビューで「僕のミスでゴールを決められてしまった。今日の重要な試合でこのようなミスは許されるものではなかった」と人目をはばからずに号泣した。
それでも3試合を終えて勝ち点7で首位をキープ。欧州王者返り咲きに向けて上々の滑り出しだ。26日にはレアル・マドリードとの「クラシコ」も控える。復活を果たしたメッシとともに、バルサは再び上昇気流に乗っていきそうだ。
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