2013年10月22日12時19分
安倍晋三首相は22日午前、衆院予算委員会での答弁で、アジア諸国に対する「植民地支配と侵略」への反省とおわびを表明した村山談話について、「安倍内閣として侵略や植民地支配を(なかったと)否定したことは一度もない。我が国はかつて多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大な損害と苦痛を与えてきた。その(村山談話の)認識は安倍内閣も同じで、歴代内閣の立場を引き継ぐ考えだ」と述べ、踏襲する考えを示した。
民主党の岡田克也氏の質問に答えた。
首相はまた、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使について「しっかり議論するのは政治家、政府の責任」と改めて意欲を表明。「行使するには担保する法律がないといけない」とも語り、行使には法整備が必要との考えも示した。
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朝日新聞官邸クラブ
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