(cache) 伊勢新聞

【観光協定を締結した加藤局長（左から５人目）と陳局長（同６人目）ら＝台湾・新北市で（県提供）】

　県は二十一日、県と同じ名前の「三重区」がある台湾・新北市と、双方の観光サイトで情報を共有したり、祭りやイベントで観光宣伝を促進したりすることなどを盛り込んだ観光協力協定を締結した。

　協定の締結式は二十一日午前、台湾の同市庁舎で開かれ、同市観光旅遊局の陳國君局長と県観光・国際局の加藤敦央局長が協定書を交わした。

　あいさつで陳局長は「県には親近感を持っており、観光交流と経済発展が促進できる第一歩だ」とし、加藤局長は「ますます活発な交流が行われるよう取り組んでいくことで、未来につながる新しい関係を構築していきたい」と述べた。

　同市は、人口約四百万人を抱える台湾最大都市で、首都・台北市を囲むように位置している。