2013年10月23日23時09分
東京電力福島第一原発のタンクから約300トンの高濃度汚染水が漏れた事故で、東電は23日、漏れたタンクがある区画を囲う堰(せき)内のたまり水からストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり51万ベクレル検出されたと発表した。
東電はこの区画からは堰を超えてあふれておらず、外部への影響はないとしている。別のタンクからの新たな漏れもないという。
東電によると、問題のタンクからは8月に汚染水漏れが発覚。堰内の水を調べたところ、ここ数日で値が上昇していた。東電は、漏れたタンクを解体した際に汚染水が広がったのが原因とみている。
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