蘭ラボバンク、LIBOR問題で10億ドル近い制裁金か=報道
[22日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、3人の関係筋の話として、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)や他の金利指標の不正操作に関与したとして、英米当局が来週、オランダのラボバンクRABO.ULに10億ドル近くの制裁金を科す見通しだと伝えた。
この規模は予想を上回り、2008年以降の金利指標の不正操作に絡む調査を受けた制裁金としては、2番目に大きい。スイスの金融大手UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)に対するものが最大で、昨年終盤に15億ドルを支払った。
ブルームバーグは2月、関係筋の話として、ラボバンクの制裁金の規模が、英銀行大手バークレイズ(BARC.L: 株価, 企業情報, レポート)に科された2億9000万ポンド(4億7016万ドル)と銀行大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)(RBS.L: 株価, 企業情報, レポート)に対する6億1200万ドルの間になると伝えていた。
© Thomson Reuters 2013 All rights reserved.