10月のユーロ圏消費者信頼感、11カ月連続で改善-景気回復で
10月23日(ブルームバーグ):ユーロ圏では10月に消費者信頼感 が改善した。改善は11カ月連続で、域内の景気回復が勢いを増していることが示された。
欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会が23日発表した10月のユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)はマイナス14.5と、前月のマイナス14.9から上昇し、2011年7月以来で最も良好な水準となった。10月の指数はブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト28人の予想中央値 に一致した。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は2日に「幅広い景気の弱さ」などを理由に、政策金利を「長期にわたり現行水準かそれ以下にとどめる」方針をあらためて表明した。別の調査によれば、エコノミストらはユーロ圏の経済成長率が7-9月(第3四半期)に0.2%と4-6月(第2四半期)の0.3%から減速したとみている。
原題:Euro-Area Consumer Confidence Rose for 11th Month inOctober (抜粋)Eurozone October Flash Consumer Confidence: Summary (Table)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:マドリード Angeline Benoit abenoit4@bloomberg.net
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更新日時: 2013/10/23 23:27 JSTニュース一覧
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