UPDATE 2-第3四半期の豪CPIは予想上回る伸び、追加利下げ観測が後退
(内容を追加しました)
[シドニー 23日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が発表した第3・四
半期の消費者物価指数(CPI)は、燃料価格の急騰を背景に予想を上回る上昇となった
。これを受けて年内の利下げ観測が後退し、豪ドルは4年半ぶり高値を更新した。
豪準備銀行(RBA)のトリム平均値CPIは前期比0.7%上昇した。伸び率はロ
イターがまとめた市場予想の0.6%をやや上回った。前年比では2.3%上昇し、こち
らも予想の2.1%を上回った。
総合指数に相当するオールグループは前期比1.2%上昇、前年比2.2%上昇。市
場予想はそれぞれ0.8%上昇、1.8%上昇だった。
ただ、前年比の上昇率は中銀の目標バンドである2─3%の上限まで余裕があり、必
要があれば利下げの余地があることを示唆している。
為替市場では、予想を上回るCPI上昇が買い材料となり、豪ドル が0.9
710米ドル付近から0.9749米ドルに上昇。4カ月半ぶり高値を更新した。
銀行間先物市場<0#YIB:>では、年内の利下げ実施観測が後退し、今後12カ月での利
上げの可能性がやや高まったことが織り込まれた。
AMPキャピタル・マーケッツのチーフエコノミスト、シェーン・オリバー氏は「追
加利下げを予想する向きにとっては痛手となる内容だ。ただ、第3・四半期は強い内容に
なる傾向があり、第4・四半期が下向きのサプライズとなる可能性はある」と述べた。
CPI(オールグループ)
前期比(%) 前年比(%) 指数
第3四半期 +1.2 +2.2 104.0
予想 +0.8 +1.8
豪準備銀行(RBA)のトリム平均値CPI
前期比(%) 前年比(%)
第3四半期 +0.7 +2.3
予想 +0.6 +2.1
豪準備銀行(RBA)の加重中央値CPI
前期比(%) 前年比(%)
第3四半期 +0.6 +2.3
予想 +0.6 +2.3
*CPI(オールグループ)とのトリム平均値CPI推移のグラフ
link.reuters.com/fes77s
*アジアのインフレのグラフ
link.reuters.com/han92t
*統計の詳細は豪統計局のウェブサイト(www.abs.gov.au.)でもご覧になれます。
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