総務省が23日発表した情報通信・放送分野の国際競争力調査によると、日本製の液晶テレビの世界シェアは前年比7.9ポイント小さい25.3%になった。プラズマテレビは13.2ポイント小さい23.2%。いずれも中国や韓国などアジア勢にシェアを奪われ、調査を始めた2008年以降で最低だった。
総務省は年に1度、民間調査会社の資料をもとに情報通信・放送分野の38種類の製品やサービスの世界シェアを公表する。今回は主に12年の販売実績に基づいている。
08年調査では、ソニーやパナソニックなど日本メーカーの世界シェアは液晶テレビが42.9%、プラズマテレビは51.3%だった。円高で輸出競争力が弱まったうえ、韓国・サムスン電子などアジア勢の増産投資についていけず、シェアを落とした。
一方、コピー機の日本勢の世界シェアは前年比2.6ポイント増の68.2%、プリンターは5.1ポイント多い41.4%だった。過去5年でみてもシェアの拡大が続いている。38.8%のシェアを持つディスクリート半導体などでも日本勢は健闘している。
液晶TV、プラズマテレビ、ソニー、パナソニック、サムスン電子
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