最終更新日 2011/1/3
2007/12/02にこのページを更新してから、2010/11/22に約3年ぶりに更新しました。 3年前と言えば、2007/04/19にPremier DAMが発売されて半年経った頃でしたが、最近では2010/10/20にLIVE DAMが発売されました。
しかし、このページで解説しているのは主にランバトで99点を目指す方向けの内容であって、Premier DAMの精密採点IIやLIVE DAMの精密採点DXについては詳しく解説していません。 っていうか、私自身精密採点IIで95点以上は滅多に出ませんし、精密採点DXについてはLIVE DAMが発売されたばかりなのでまだまだ研究不足です。
また、ここで解説しているのはあくまでも「どうすればランバトで高得点が取れるのか」であって、「どうすれば歌が上手くなるのか」ではありません。 機械の採点で高得点を取るということと、歌が上手いということは別物なんだ、ということを念頭に置いておいてください。
DAMシリーズの主な採点ゲームと対応機種を表にしてみました。 (ナイト市場向けの機種については省略します。)
採点ゲーム | 採点基準 | 対応機種 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
LIVE DAM (DAM-XG5000) |
Premier DAM (DAM-XG1000) (DAM-XG1000II) |
BB Cyber DAM (DAM-G100) |
||||
ランキングバトル | 精密採点と同じ | ○ | ○ | ○ | ||
精密採点 | ランキングバトルと同じ | × | ○ | ○ | ||
精密採点II | ランキングバトルより採点項目が多く、音程や抑揚の判定が厳しいが、画面にメロディーが表示される | × | ○ | × | ||
精密採点DX | 詳細は未確認だが、精密採点IIがさらにパワーアップ? | ○ | × | × |
精密採点IIや精密採点DXでは採点基準のメロディー画面に表示されるので、まずは精密採点IIや精密採点DXでメロディーを正確に覚える事をお勧めします。 但し、精密採点IIでは (恐らく精密採点DXも) 精密採点やランバトと比べて音程や抑揚の判定が厳しくなっているので、どの採点項目をどの程度上げる必要があるかを把握するには精密採点の方が適しています。
ランバトで99点以上取るためには、精密採点で
精密採点で音程94%以上をクリアするには、採点基準となるガイドメロディをできるだけ正確に覚えることが重要です。 Premier DAMの場合は精密採点IIで、LIVE DAMの場合は精密採点DXで巻戻ししながら練習するとよいでしょう。
BB Cyber DAMの場合、精密採点IIや精密採点DXのように画面にメロディを表示させる事はできませんが、音程を外した箇所に印が付く「THEうたれん」という採点ゲームがあります。 Premier DAMやLIVE DAMを置いているカラオケBOXが近くに無い場合は、THE うたれんで巻戻ししながら練習するとよいでしょう。
頭ではガイドメロディを正確に覚えているはずなのに、どうしても音が外れてしまう場合、歌いやすいキーに変えてみるのも有効です。 私は以前は原曲キー派でしたが、原曲キーだと高得点が出にくい曲でも、キーを変えてみたら一気に点数が伸びました。
なお、オクターブ上で歌ったり、オクターブ下で歌ったりしても点数には影響しません。 音域が広い曲で、キーを下げないと高音部が上手く歌えないけれど、逆にキーを上げないと低音部が上手く歌えない、というような場合は、サビだけオクターブ下で歌ったりするのも有効です。
人前ではあまりお勧めしませんが、丁度1オクターブ離れた音が続く場合、図1、図2のように一音単位でオクターブ上げたり下げたりするのも有効です。 さらに高度なテクニックとして、丁度1オクターブでなくても大きく離れた音が続く場合図3のように一音単位でオクターブ上げたり下げたりすることも可能です。
ビブラートとは、音程を上下に揺らすことです。慣れるまではなかなか難しいと思いますが、図4(a)のような長い音符を、図4(b)のように16分音符に置き換えて考えるといいと思います。 図4(c)のように無理に細かく揺らそうとするとリズムが取り辛くなるので、余程スローテンポな曲でない限り、16分音符の速さが無難だと思います。 (なお、この図はあくまでも「16分音符の速さで」上下に揺らすことをイメージした図であって、実際には半音もずらす必要はありません。)
図4(a) |
図4(b) |
図4(c) |
具体的な例として、これを「宇宙戦艦ヤマト」の冒頭部分(図5(a))に当てはめると図5(b)のようになりますが、長い音符の頭からビブラートをかけると音程が不安定になる場合は、図5(c)のように少し伸ばしてからビブラートをかけた方が音程が安定すると思います。
図5(a)また、注意事項として、以下の3点に注意してください。
抑揚9以上を取るには、
なかなか90点以上取れない人の多くは口とマイクとの距離が近すぎる人が多いようですが、最初から最後までずっと近くで歌っていると、強弱をつけているつもりでもずっと大きな声で歌っていると認識されてしまいます。
また、本体の左右にあるレバー(図6)を押してフロントパネルを開けると、右の方にマイクのボリューム(図7)があります。 普段目にする外側のボリュームは出力レベルの調整なので採点にはあまり影響しませんが、中のツマミは入力レベルの調整なので、抑揚に大きく影響します。 最適なレベルは人によってもマイクによっても多少異なりますが、中のツマミの近くにある赤と緑のランプを見て、 BB Cyber DAMまたはPremier DAMの場合は赤くなったり緑になったりする程度に、LIVE DAMの場合は赤くならない程度に調整するといいようです。
図6 |
図7 |
多少遅れてもほとんど減点されないようですが、走るとそれなりに減点されます。 全体的にタメ気味でも構わないので、走らないように注意しましょう。 (全体的にタメ気味でも99点は出ます。)
なお、曲全体としてはタメ気味でも、部分的に走っている個所がある場合はその分減点されます。 パラメータ的には99点の条件を十分満たしているのに99点未満だった場合、部分的に走っている可能性が高いと思います。
ビブラートと抑揚がいかに重要か、「君が代」で実験してみました。 (他の曲で音程100%なんてまず無理です。)
まず、音程は完璧で、ビブラートと抑揚が殆ど無い場合。 いくら音程は完璧でも、90点代には届きませんでした。
次に、音程と抑揚は完璧で、ビブラートが殆ど無い場合。 抑揚0と抑揚MAXでは5点も差が出ることが分かります。
次に、抑揚は殆どなしで、音程100%、ビブラート16秒の場合。 ビブラートが殆ど無い場合と比べると5点も差が出ることが分かります。 (若干抑揚が付いてしまっているので、ビブラートだけで5点も差が出るとは言い切れませんが、抑揚0でも4点くらいは差が出ると思います。)
次に、音程80%、抑揚MAX、ビブラート15秒の場合。 音程が80%しかなくても、音程が完璧で抑揚とビブラートが殆ど無い場合と大差ないことが分かります。
次に、パラメータ的には99点の条件を満たしていても、部分的に走ってしまったために99点に届かなかった例。 全体的にはタメ気味でも、走った個所で減点されているのが分かります。
最後に、99点の写真も一応貼っておきます。 各パラメータだけ見ると、98点の写真と殆ど変わりません。
mixiの「club DAM ランキングバトル」というコミュニティには、ランバトで高得点を取る方法に関するトピックが多数ありますので、参考にしてみてください。
「[dir] DAMランキングバトル」は、ランバト関係のコミュニティのリンク集です。