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タイタニックのバイオリン落札
10月20日 9時15分

タイタニックのバイオリン落札

イギリスの豪華客船タイタニック号が101年前に沈没した際、乗客を落ち着かせるために演奏されたバイオリンがイギリスでオークションにかけられ、日本円で1億4千万円余りで落札されました。

落札されたのは1912年に沈没した豪華客船タイタニック号に楽団のリーダーとして乗っていたウォレス・ハートリーさんが使っていたバイオリンで、船が沈没しつつあるなか、パニックになった乗客を落ち着かせるために最後まで演奏したとして知られています。バイオリンは19日、イギリスで開かれたオークションに出品され90万ポンド、日本円で1億4千万円余りで落札されました。
バイオリンはハートリーさんが婚約者のマリア・ロビンソンさんから贈られたもので「ウォレスへ婚約を記念してマリアより」という銀のプレートが取り付けられています。
バイオリンは船の沈没から10日後、ハートリーさんの遺体とともに見つかったとされておりその後、さまざまな人の手に渡り行方が分からなくなっていましたが、2006年に再び発見されて専門家によって鑑定が進められ、本物だと断定されました。
バイオリンの落札者は明らかにされていませんが落札額はタイタニック号ゆかりの品としては最高だということです。

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