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<東京五輪>新国立競技場の予算縮小へ…参院で五輪担当相

毎日新聞 10月23日(水)19時56分配信

<東京五輪>新国立競技場の予算縮小へ…参院で五輪担当相

新国立競技場のイメージ図=日本スポーツ振興センター提供

 参院予算委員会は23日、安倍晋三首相と全閣僚が出席し基本的質疑を行った。下村博文五輪担当相は、2020年の東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場(東京都新宿区)の建設について「予算がかかりすぎ、縮小する方向で検討する」と述べ、計画を見直す考えを表明した。そのうえで「周辺を縮小する方向で考えたい」と説明し、デザインや収容人数を維持しつつ規模の縮小を検討する意向を示した。

【他の角度から見る】2020年東京五輪の各競技場想像図

 同競技場は流線型のアーチで開閉式の屋根を支えるデザインを採用し、延べ床面積は12年ロンドン五輪の主会場の3倍近い約29万平方メートル。総工費は当初1300億円を見込んでいたが、3000億円に上る見通しになっていた。

 下村氏は質疑でこの点を問われ、費用の削減を表明。そのうえで「デザインは生かす。規模は国際オリンピック委員会(IOC)基準に合わせる」と述べた。

 また、首相は北朝鮮の拉致問題に言及。「圧力に重心を置いた『対話と圧力』の姿勢で問題の解決にあたりたい。安倍政権の間に完全に解決したい」と語り、北朝鮮への強硬姿勢を強める考えを示した。

 田村憲久厚生労働相は、外国人が虚偽申告などで国民健康保険の海外療養費を詐取する事件が相次いでいることから「海外がどういう実態なのか調査した上で、制度自体を見直したい」と述べた。自民党の山谷えり子氏、片山さつき氏への答弁。【高山祐】

最終更新:10月23日(水)21時40分

毎日新聞

 

安倍晋三

安倍晋三(あべしんぞう)
所属院 選挙区 政党:
衆議院 山口県4区 自民党
プロフィール:
1954年9月21日生 初当選/1993年 当選回数/7回
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