僕の身に起こったすべての事が幻想で
幼少期まで遡る不思議な出来事の数々が、これもまた幻想で
あの本を書き始めてから
起こった出来事も僕のアタマで作り上げた幻想で
何もかもが幻想だったら、いいのに…
もしも…そうだったとしたら、
この僕の心に深く生々しく残る傷も
幻想ということになろう
人々に終わりは無く
地震も戦争も無く、
恐怖の大王も来なければ…
ただ…今までの様に、
資本主義社会という名の
弱い者いじめの弱肉強食な最低の地獄世界が続けられるだけだろう
もしも…
僕のアタマが狂気に蝕まれていず、
起こった事は
実際に起こった出来事なのだったとしたら、
やはり
あと数年で
大地震と最終戦争で
大部分の人々は姿を消し
僕らが命をかけて戦わなければ
恐怖の大王と悪魔の親分の軍勢に
この地球ごと闇の底におとされる
砂時計の砂は落ちて
人々はもう二度と
生まれ変わって来る場所さえ
失ってしまうのだろう
僕のアタマがおかしければ
いいのに…
だったら…
この心の傷も
幻想ということになるのに
あんなの嘘に決まってる‼
あいつの言う事を信じちゃあ、だめだ!
あいつは詐欺師なんだ!
佐藤和也はアタマがおかしいんだ!
あんなヤツの本なんか読んじゃあ、ダメだ…‼
あいつはただの人間だ、おれたちと同じ人間なんだよ~~‼‼‼
(2012年、バッシング番組に司会者として出演中の**問題*田のセリフ)
僕も
そうだったら
いいと思うのに
【秘密のたからばこ】
1 ■どこかで
去年の5月に秘密のたからばこを読み終えて、これから起こることは、理由はわからないけど、全て真実だと感じました
でもどこかで、本を読む人が増えることによって、最悪なバージョンは避けられたらいいのにとも思っています
時々、私は何ができるのか考えます
どんなことが起きても、後悔しないように、自分が今できることをするしかない気がします