タイガース、リーランド監督辞任　「闘争心消えた」

　現役最多勝を誇るジム・リーランド監督（６８）が２１日、地元デトロイトでの記者会見で「年を取り、以前のような闘争心も消えつつある。時が来たんだ。私が指揮し続けることが球団のためになるとも思えない」と自ら辞任を発表した。９月初旬、既にドンブロウスキーＧＭに意向を伝えていたという。球団公式サイトによると、引き続き違う役職で球団には残るという。

　同監督は２００６年からタ軍を指揮。チームを同年と昨年の２度、ＷＳに導いた。今季はア・リーグ中地区で３連覇を達成も、レッドソックスとのＬＣＳで２勝４敗で敗れた。

　タ軍以外にパイレーツ、ロッキーズ、マーリンズを率い、１９９７年にはマ軍でＷＳを制した。通算２２年でレギュラーシーズン１７６９勝（１７２８敗）は歴代１５位。