3冠ヘビー級王者・諏訪魔(36)がついに5冠王に輝いた。全日本プロレス22日の新潟・三条大会で、諏訪魔はジョー・ドーリング(31)とのコンビで秋山準(44)、潮﨑豪(31)を撃破し、世界タッグ王座を獲得。武藤敬司以来、約12年ぶりに5冠を達成した。王道史に新たな名を刻んだ諏訪魔は、さらなる挑戦を決意。史上初となる3冠・世界タッグ両王座のダブルヘッダー防衛戦を予告した。
全日マット創始者・故ジャイアント馬場さんの故郷で、諏訪魔が夢の扉をこじ開けた。さんぜんと輝く5本のベルト。絶対エースの証しである「5冠王」の称号をついに手にした諏訪魔は「世界タッグのベルトはこんなに重かったのか…。いや~長かった。馬場さんのお膝元で感無量です」と喜びに浸った。
意外なことに、諏訪魔のタッグ王座戴冠は、デビュー10年目にして初めて。協調性に欠ける唯我独尊スタイルが災いし、これまで7度も同王座に挑戦しながらいずれも敗北していた。だが、7月に発進した新生全日のかじ取り役になってからは「かゆいところに手を届かせる作業をしている」と周囲に目を配るようになった。大人になった諏訪魔には和の精神が自然と芽生え、序盤からドーリングと絶妙の連係を披露。タッグで無敵を誇る秋山、潮﨑組を攻め立てた。
合体技も次々に決め、最後は諏訪魔がエプロンで秋山を執念で食い止める間に、ドーリングが潮﨑に必殺レボリューションボム一閃。30分を超える死闘を制した。
大きな壁を突破した諏訪魔は「5冠を取ったのはすごい人ばかり。その名に負けないようにやらなきゃ。ただ歴史を尊重することも大事だけど、新しい全日本の未来を見据えた戦いをする」とキッパリ。さらに「ここまで来たらまた欲も出る。3冠と世界タッグを同時にやったのを見たことがない。次はこれ」と、1日に2つの防衛戦を強行する史上初の“5冠Wヘッダー”をブチ上げた。
諏訪魔は27日の両国国技館大会で曙と3冠防衛戦を控える。年内最終シリーズは恒例の世界最強タッグ決定リーグ戦(11月30日、大阪で開幕)となっており、この野望に打って出るのは早くても来年1月となるが、諏訪魔は本気だ。「まずは横綱に勝たないと。でもスリーパーを2度も決めたし、自信はある」と断言した。
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