爆笑問題の太田光（４８）が、フジテレビ「笑っていいとも！」の衝撃の幕引きの裏側を２３日未明、自身がパーソナリティーを務めるＴＢＳラジオ「爆笑問題カーボーイ」で暴露した。

　２２日の「いいとも」では、生放送の終了間際、木曜レギュラー笑福亭鶴瓶（６１）がゲストとしてサプライズ登場し「いいともが終わるってホンマ？」と質問。これを受けタモリ（６８）が「来年３月いっぱいで、いいともは終わります」と、さらりと言ってのけた。１９８２年１０月に放送を開始した長寿番組の終焉を告げる“セレモニー”だった。

　この舞台裏について「事前に何も知らされていなかった」と言い怒る「いいとも」レギュラーの太田は同ラジオで「タモリさんと一部（フジ）上層部の間で何らかの話し合いがあったらしい。鶴瓶師匠も前日、呼び出された」と明かす。やはり２２日のセレモニーはタモリ、鶴瓶の間で出来上がっていたものだったようだ。

　さらに太田が“タモリ愛”をたっぷりと語った上で「何で俺に言ってくれないんだと…おそらくタモリの単独行動」と悲しがった。

　それでも「かっこいいですよ、この終わり方。結論は、やっぱアイツは危ない芸人。勝手に一人で決めちゃった。暴走老人ですよ」と太田流にタモリの幕引きの「美学」をたたえた。