“部屋問題”が話題になっている落合ＧＭ

　いったいどうなる！？　中日で落合博満ＧＭ（５９）の“部屋問題”が話題になっている。

　監督にはナゴヤドーム内に「監督室」が用意されているが、ＧＭは新設のポストとあって現状では部屋どころか、机すら用意されていない。そこで「ＧＭは社長に次ぐ存在なのだから、それなりの部屋は準備した方がいいんじゃないか」と球団関係者。ところが、これが簡単ではないという。

　普通に考えれば、球団事務所内にＧＭの机を用意すればいいのだろうが「もしも、ＧＭが座っていたら職員は落ち着かなくて仕事どころじゃなくなっちゃう」と別の関係者。だったら、個室にすればいいのかといえば、これにも問題がある。中日の球団事務所には社長室がなくオープンスペースに社長の机が置かれている。「社長が個室じゃないのに、社長より下という位置付けのＧＭが個室っていうのは具合が悪い」と球団首脳は話す。

　さらに「落合さんはＧＭはフロントじゃなくて現場という考えらしい。だったら球団じゃなくてナゴヤドームに作ればいい。幸い空いているブースもあるし、そこなら試合を見ながら戦力分析もできるでしょ」との意見もあるが、ブースはナゴヤドーム側の持ち物。正式に「ＧＭ室」とすることをＯＫしてもらえるかどうか、という。そんな状況に周囲からは「いっそのこと監督室を半分にして、ＧＭ室を作っちゃえば」なんて笑えない話まで飛び出しているほどだ。

　注目を集める落合ＧＭ。部屋ひとつで、ここまで騒がれるのも、さすがの存在感ということか。