米国合宿へ出発した村田

　ロンドン五輪金メダリストで、日本ミドル級１位の村田諒太（２７＝三迫）が２３日未明、プロ２戦目（１２月６日、両国国技館）に向けたスパーリング合宿のため米国・ラスベガスへ向けて出発した。

　日程は約５週間の予定。この日は愛息・晴道くん（２）との別れを惜しみ、自宅で一緒に入浴してから羽田空港に向かったという。

「僕もかなり寂しかったですし、家を出る時には子供が泣くかなと思ったら、泣かなかった。子供なりの気遣いかな、と思いましたね」（村田）

　現地では元世界ランカーらを相手にスパーリング中心の練習を積み、来月下旬に帰国予定。今回は８月２５日のプロデビュー戦から約３か月半の間隔だが、次戦以降は５か月に２戦程度のペースになる見込み。いよいよ村田の世界取りロードが加速しそうだ。