ライフ【関西の議論】「韓国は戦争状態」「反日心配」滋賀県立高の韓国修学旅行に保護者「反対」、実施方針の学校側と対立+(2/3ページ)(2013.10.23 07:00

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【関西の議論】
「韓国は戦争状態」「反日心配」滋賀県立高の韓国修学旅行に保護者「反対」、実施方針の学校側と対立

2013.10.23 07:00 (2/3ページ)westピックアップ
韓国への修学旅行をめぐり、学校と保護者が対立する滋賀県立国際情報高校=同県栗東市

韓国への修学旅行をめぐり、学校と保護者が対立する滋賀県立国際情報高校=同県栗東市

 しかし一部の保護者らは納得せず、その後も学校側に行き先を変更するか、コースを2通り設定するかなどの対応を求めた。さらに文科省に対し、「この修学旅行は『保護者の十分な理解を得ること』とする文科省の通知に違反している」との申し入れも行った。

保護者「韓国は戦争状態」

 こうした動きを受け、学校側は9月9、10の両日、再度の説明会を開き、8月に学年主任らが現地を下見した際に撮影した映像を流すなどして、改めて理解を求めた。

 だが、韓国行きに反対する保護者らは納得せず、ある保護者は「竹島をめぐる問題で、現地の対日感情は非常に危うい状態なのでは」と不安を訴えた。また別の保護者は2010(平成22)年に起きた北朝鮮による韓国・延坪島(ヨンビョンド)砲撃事件などを例に挙げ、「戦争状態にある国に行くのはいかがなものか」と話したという。

 さらに保護者らは行き先の希望調査をするよう求めたが、学校側はこれを拒否し、逆に保護者らに対し、韓国行きの修学旅行の同意書を提出するよう求めた。

学校「楽しみにしている生徒がほとんど」

 保護者の一人は「学校は最後までアンケートで保護者の意見の実態を明らかにすることを拒んだ。文科省の通知違反は明らかだ。生徒の間にも不安の声が広がっている」と指摘。一方、同校の奥野仁史校長は「保護者に考え方の違いがあるのは承知しているが、何度か説明会を開き理解を求めている。楽しみにしている生徒がほとんどで、安全面に配慮して修学旅行を実行したい」と話す。

世論を受け変更ようやく検討…ならば今年は

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