彼氏がいようといまいと、ビッチだろうと喪女だろうと、どんな女性のもとにも“独り寝”の夜はあります。丸ごと自分だけに使える貴重な時間、ぼやぼや過ごすのはもったいない。オナニー(ONN)、妄想、オトナのオモチャ……明日の、そして未来のエロライフに繋がる“攻め”の独り寝を、独り寝ニスト&バイブコレクターの桃子が提案します。
ついつい課金しちゃうんだ! Photo by Style Crush xoxo from Flickr
「秋のエロ・カルチャー月間」も3週目を数えました。今回はHなマンガのお話です。私が最初に性表現だらけの漫画を見たのは、いわゆる「薄い本」というものでした。それまで活字派だったので、オカズとしての漫画にはまったく興味を示さなかった私でしたが、同じ部活にいつも何かしらの漫画を読んでいる子がいて、「何読んでるのー? 私にも見せて」といったら、いきなり知らない世界と対面して……。カルチャーショックでした。
それにしてもあの子は、学校でよくあれだけ大胆なものを読んでいたなぁと、いまになって思います。それが彼女の性癖だったのでしょうか。あまりに過激な性描写に「す、すごい!!」とのけぞったものの、私はその元となっている漫画を知らないので、ストーリー的にはまったく入っていけませんでした。ただただ、描写を追うだけ。そして、その熱量に圧倒されました。
官能小説ではあまり擬態語が使われず、婉曲的な言い回しも多いので、当時、バージンだった私にはまだ想像が及ばない領域もたくさんありました。でも漫画は「ズチュッ」とか「ヌプッ」とかいった生々しく、ド直球にデフォルメされた擬態語が出てくる出てくる……。経験のない私でも、何をしているのかが容易に想像できました。女の子のオッパイが、もはや異形といってもいいほど大きかったのも、特に嫌悪感はなく、かえって「あ、これはファンタジーなんだ」とわかるための記号のように感じたものです。
Hな漫画に興味は持ったものの、どう入手していいのかも分からず、ずっと遠ざかってしまいましたが、携帯電話を持つようになり、そこでダウンロードできることを知ってからは、一時期かなりハマりました。隠し場所なども気にしなくていいし、ベッドにそのまま持って入れる気楽さから、「月にいくら」と決めていても、ついついオーバーしてしまうほど。いまはスマホで「Hancy Comic」というサイトにアクセスしていますが、ほかにもどこかいいところがあったら、みなさん教えてください。
でも漫画って難しくもありますよね。私はストーリー性のないものってNGなんです。そのふたりがセックスをする“必然性”がないものは、いっさい受け付けないんです。たとえば、すっごいキモオタ系男性が街でスマホを拾ったら、女の子を好きに動かせるアプリが入っていた……とかね。ファンタジックなお話は好きですが、あまりにご都合主義なのは気持ちが入っていきません。「マジメか!」と思われるかもしれませんが、ええ、マジメですとも。大事な独り寝の夜、「あ~、ハズレだった!」と思って気分が下がるのはイヤなんです。
あと、女の子がかわいくないとダメ。絵柄、大事!です オッパイの大きさはかなりデフォルメされていてもいいのですが(でも、貧乳の子もかわいいと思います)、なんといっても顔。美少女が、うれしそうにセックスしている絵を見たいんです。だから、同じ漫画家さんの作品を集めてしまいますね。いまだ好きなのは春輝さん。もう数年来のファンです。
春輝『センセ。』
6巻も出てるけど、こっちの表紙が断然カワユイ! 『センセ。5巻』
どの作品のどの女の子も、ハズレなくカワイイ! カラーだとより艶っぽさがまして好きです。伊吹ちゃん(ヒロイン)の美しさは、いつまでも飽きません。
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