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この作品は<R-18>です。
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欲情姉弟
物心つく前に離婚した両親。
たかしは小さな団地で母親と姉・美幸みゆきの3人暮らしで育ってきた。
幼少時、甘えん坊だった隆は優しい美幸が大好きで、いつも後ろにくっついていた記憶を持っている。
しかし、思春期を迎え異性に興味を持つ頃、美幸に対して特別な感情を抱くようになっていた。
男の子が誰でも1度は憧れる年上の女性への恋心。
同年代の女性とは違う大人の妖艶な色気に惹かれるからだろう。
隆もふと見せる美幸の女性の一面に魅せられていた。

そんな美幸が結婚を決めた時には、隆は人知れず涙を流した。
それは美幸に対する気持ちが、ただの姉弟愛と違った感情だと本人も気づいた瞬間だった。
美幸と血の繋がってる事を初めて恨んだ。
美幸に対する気持ちは燻ったまま隆の胸の奥へと隠される。
このまま一生伝える事はないだろうと思っていた。
美幸の離婚話を耳にするまでは・・・。

美幸の結婚は残念な事に失敗してしまう。
幸せだった結婚生活は長く続かなかった。
しかし、美幸が離婚して家に出戻って来た時、隆は不謹慎ながら歓喜に満ちていた。
そして、過ちは必然に起こる。

夏の暑い日の事だった。
母親は同級会に出掛け美幸と2人きりの夜。
隆はこの日しかないと決めていた。

姉弟だから当たり前だ。
風呂上りにラフな格好でうろつく美幸。
窓際でビールを片手に網戸から空を見上げる。
物思いに耽りながら、喉を潤すようにビールを飲み干す姿は毎日見かける寂しい姿だった。

「・・・姉さん。」

隆の呼びかけに振り向いた瞬間、美幸は唇を奪われていた。
不意に重なったせいで、口中に残っていたビールが2人の間を行き交う。
美幸の頭を抑えた隆は強引な口付けを延々と続けた。
必死に抵抗する美幸だが、弟とはいえ男の力には敵わない。
やがて押し倒された美幸は隆に身包み剥がされてしまった。

「止めて・・・姉弟なのよ・・・私達・・・。」

「今日やるって決めてたんだ。」

美幸の悲痛な願いは隆の耳に届かない。
隆は目の前にある憧れだった美幸の裸体に夢中だった。
美幸の胸に顔を埋めると右手は無造作に陰部に触れられていく。
放り込まれた指が2本。
膣内をグチャグチャと掻き回し始めた。

「姉さんだって感じてるじゃないか。」

隆の言葉に嘘はなかった。
弟に弄られながら美幸は快楽に身震いしていた。

「隆・・・いい加減に・・・。」

「俺知ってるよ。」

美幸の言葉を遮る隆の言葉。

「離婚して帰ってきてから姉さん寂しかっただろ?毎晩何してたか聞こえてたよ。」

隆の言葉に愕然とした。
離婚して帰って来てから夜な夜な自慰行為に耽ってた自分に隆は気づいていた。
声を押し殺しバレるはずもないと思ってただけに恥ずかしさも大きい。
尤も小さな団地のアパートの1室で行われる出来事。
美幸が軽率だったとしか思えない行動だった。

「あ・・・あぁぁ・・・いいっ・・・。」

乱暴に入れられた指はいつしか3本に増えていた。
自分の指よりも遥かに太い3本の指で入り口を無理やり拡がられる。
なのに苦痛どころか徐々に快楽に浸っていた。
それは美幸が望んでいた刺激だったからだ。

「あっ・・・イクぅぅ・・・。」

刺し込まれた指で膣内の肉壁を引っ掻かれると、程なくして美幸は絶頂を迎えていた。
軽い痙攣で真っ白になっていく頭の中。
見据えた視線の先には夥しい量の滑った愛液に濡れる指を舐める隆の姿だった。

こんな事をするのは別れた夫以来だった。
それも離婚した夫には忙しい仕事を理由に夜の営みを後回しにされ続けてきた。
あったとしても自らが満足するだけの雑な行為。
それだけが離婚の理由にはならないが、美幸にとっては大きなウエイトを実は占めていた。

「姉さん。」

呼吸も整わない美幸の前に隆は自分の陰茎を出す。
美幸にとっては久々に見る男性器だった。
美幸は迷う事なく隆の陰茎を口に頬張っていた。

「あぁ・・・姉さん・・・気持ちいい。」

鼻をつく懐かしい男性器の匂い。
そして、舌先を絡めた薄い皮の中に同じように懐かしい味があった。

「んむぅ・・・んおっ・・・んぶぅ・・・んんっ・・・んはぁ・・・おいしい・・・。」

美幸の表情が変わった瞬間だ。
いつもは物静かな美幸を知ってる隆には驚く姿だったが、自分の思い通りになったとも感じる。

「んっ・・・姉さん・・・出るっ。」

美幸の激しい舌使いに隆は我慢出来ず、すぐに射精してしまう。
その間も美幸は離す事なく陰茎を咥え、吸い続けていた。

「あぁ・・・凄い・・・鼻に抜けるこの匂い・・・久しぶり・・・。」

精液の匂いと味に酔いしれる美幸。
目の前は精液と同じよいに真っ白に霞んでいた。
1度射精をしたのにも関わらず、まだ鋼のように硬い陰茎。
美幸はその場に横たわると自ら陰部を拡げていた。
早くそれが欲しい。
弟でも関係ない。
待ち切れない気持ちを逸らせる。

「いくよ・・・姉さん。」

美幸の逸る気持ちと違って隆は落ち着いていた。
血の繋がった美幸とする禁断の行為に心拍数だけが上がっていく。

「あ・・・あぁ!」

濡れた膣内は容易に陰茎を飲み込んでいった。
久しぶりの感触に美幸は太股が震える。

「あ・・・あっ・・・あぁ・・・いい・・・あぁ・・・いいわ・・・。」

力任せな乱暴な抜き刺しが繰り返されていた。
膣内はヌチャヌチャと纏わりつき陰茎を離さない。
その膣内を若い隆の陰茎は刃物のように抉っていく。
小気味いいリズムは美幸にとっても心地いい快楽を与えていた。

「ああ・・・もっと・・・もっと・・・。」

「こう?・・・これでいいの?姉さん。」

次第にお互いの欲求を口に出す。
久しく味わえなかった美幸の欲望は一気に解放されていた。
乳首は千切れる程強い力を摘まれていく。
赤く腫れ上がった陰核は薄皮が破ける程弄られる。
繰り返される抜き刺しに愛液は飛沫を上げて飛び散っていた。

「また・・・出るっ!」

「あ・・・あ・・・あぁ・・・。」

ジワジワと生温かい液体が自分の膣内に注がれていくのが感覚で分かる。
膣内出し。
姉弟で許される事ではない。
しかし、美幸にとって、そんな事はどうでもいいぐらいにしか感じていなかった。
体を許した時点で感覚が麻痺していた。

「お願い・・・もっとして・・・早く・・・。」

美幸は自分が姉である事を忘れていたのかもしれない。
目の前の快楽をもっと味わいたかった。
弟である隆に情けない程せがんでいた。
何度も何度も膣内に射精され、やがて膣内は隆の精液で満たされていく。
その量と並立するように美幸の女の喜びも満たされていた。

「若いって凄いのね・・・もう何度も射精してるのに・・・。」

いったい美幸は隆の前で何度絶頂を迎えたのだろう。
すでに腰が抜けている。
気づいた隆は美幸の体を自分の上に抱えていた。
射精した精液は陰茎が刺さってるのに、結合した隙間からポタポタと垂れている。

「あ・・・あっ!・・・あぁ!!・・・あぁぁ!!!」

下から突き上げた角度が美幸の1番気持ちいい場所に当たっていた。
美幸の体重も加わり、その角度は今までよりも深い角度で突き刺さっていく。

「ああぁぁ・・・んんんっっ・・・はあぁぁ・・・。」

最後の絶頂。
地の底から沸き上がるような咆哮と共に、美幸の意識が薄れていた。
隆は5度目の射精をすると、ようやく美幸の膣内から陰茎を抜く。
膣内から零れる白濁とした精液と同時に小便交じっている。
疲れ果てた疲労感と共に隆は満足感に浸っていた。

「姉さん・・・これからは毎日俺が相手してあげるよ。」

「ええ・・・お願い・・・これからも好きなだけ抱いてちょうだい。」

憧れの姉を自分の物に出来た隆。
欲情を満たしてくれる相手を見つけた美幸。
肉欲に溺れた姉弟。
お互いの求めた相手は意外と近くにいただけなのかもしれない。

END
連載に考えて描き始めましたが、意外に進まず急遽短編に描き下ろしました。なので内容は急展開過ぎてイマイチかもしれません。やはりこういうシリアスな話は僕の場合描かない方がいいのかもしれないと改めて思ってしまいましたf^^;面白くなかったらすいません。読んでいただきありがとうございました。
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