小泉今日子（右）と能年玲奈

「東京ドラマアウォード２０１３」で助演女優賞に輝いた小泉今日子（４７）は、ミニスカートに１５センチ超のハイヒールをはいて、さっそうと登場した。

「あまちゃん」では能年演じる天野アヤの母親・天野春子を熱演。小泉は「お母さんなんだけと、スケバンみたいで、かつてアイドルに憧れていた役。娘も同じ道を目指すことになって、私は子供がいないですけど、それをどう見守っていくかという部分が個人的に面白かったです」と語った。

　劇中の挿入歌「潮騒のメモリー」は異例の大ヒット。同曲を歌う薬師丸ひろ子（４９）との絡みも多かったが、小泉は「アイドル時代に同じ歌番組に何度か出たことはありましたが、こうやって仕事でちゃんとご一緒するのは初めてでした。いろいろな話ができて感動しました」と、意外にも“初共演”だったことを明かした。

　一方、脚本賞を受賞した宮藤官九郎（４３）は「あまちゃん」のテーマ曲が流れるなか登場し「あ、こんな感じなんだ」と照れ笑い。同作の構想について「２年前にＮＨＫからオファーをいただき、いろいろな場所を見ていたら、三陸に海女がいると聞いた。それがきっかけですね」と語った。放送中はコーヒーショップで「１日１話を目標に脚本を書いてきた」という。

　一人娘のいる宮藤には「もし娘さんがアイドルになりたいと言ったらどうしますか？」という質問も。これには「全力で…いや、もう全力で止めます！　いろいろ大変なので」と即答。続けて「先日、娘が『古田新太さんみたいな役者になりたい』と言い出したので、時間をかけて『無理だ』と説得した。次はアイドルなんてことは言い出さないと思う」と語った。