スポーツ報知 10月23日(水)7時3分配信
【デトロイト(米ミシガン州)21日】20日まで行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ開幕戦・スケートアメリカで優勝した女子の浅田真央(23)=中京大=は一夜明け、ショートプログラム(SP)の振り付けを手直しするためカナダに向けて移動した。
男女を通じて史上初となるGPシリーズ6戦とファイナルを含む全7大会の完全制覇を達成した真央は、早くもレベルアップを目指して始動した。カナダでは今季のSPを手がけた振付師のローリー・ニコル氏を訪れる予定で、関係者は「プログラムを磨きます」と代弁した。
7季ぶりにショパンのピアノ曲「ノクターン」を使ったSPは今回の試合で初めて滑ったが、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めて自己4番目となる73・18点をマーク。「初恋」をテーマにした振り付けの完成度を高め、次戦のNHK杯(11月8〜10日、東京・国立代々木競技場)で更なる高得点を狙う。
NHK杯で表彰台に上がれば、2連覇のかかるGPファイナル(12月5〜7日、マリンメッセ福岡)進出が確定。日本人最上位メダリストは五輪切符に前進する。「五輪に近づくならファイナルに出た方がいいかなと思う。日本でやる試合だから出たい」と真央。現役最後のシーズンを悔いなく走り抜ける。
最終更新:10月23日(水)7時3分
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