銅メダルを獲得し笑顔を見せた武井

　陸上十種競技の元日本王者でタレントの武井壮（４０）が現地時間22日、ブラジル（ポルトアレグレ）で行われている「第20回世界マスターズ陸上競技選手権大会」２００メートル（40歳～44歳クラス）で銅メダルを獲得した。

　前日の１００メートル決勝で4位（11秒15）に終わりメダルを逃していた武井、２００メートルは準決勝を１位で通過。22日（現地時間）の決勝は22秒64（向かい風2.0メートル）で３位に入り、悲願のメダルを手にした。

　武井のコメント＝「十種競技の選手だった僕には、ずっと短距離選手に対する憧れがありました。今回のチャレンジは40歳になって世界のアスリート達が競う世界マスターズで百獣の王として、六本木の坂道をダッシュする事だけで短距離選手に立ち向かう新しい戦いでした。ここでの銅メダルは『強くなるって楽しい！』『成長するって楽しい！！』ともう一度感じられる最高のプレゼントでした！明日も今日より強い自分にまたなっていたいと思います。日本の皆さん応援ありがとうございました！！」

　なお、「世界マスターズ」の模様と、マスターズに至るまでのドキュメント「武井壮40歳　世界マスターズ陸上に挑戦」は11月3日（日）にフジテレビ（関東地方のみ）で放送される予定だ。また、月曜には武井がレギュラー出演する「笑っていいとも！」に、メダルを持って出演するという。