あきらめの境地か、それとも…。SMAP木村拓哉(40)主演のTBS系ドラマ「安堂ロイド」の第2話の平均視聴率は15・2%だった。初回の19・2%から予想通り(?)急降下したことで、ネット上には酷評の嵐が吹き荒れている。ところが、主演キムタクはというと、ご機嫌だという。いったいなぜ? その謎を解くカギはどうやら、共演女優たちが握っているようだ。
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)
やれ「ターミネーターのパクり」だの「ストーリーが安っぽい」だのと前評判でも散々の言われようだった同ドラマ。
1話ではキムタク演じる天才物理学者の沫嶋黎士(まつしま・れいじ)が未来から来た暗殺者に殺され、婚約者の安堂麻陽(柴咲コウ)も狙われると、沫嶋そっくりのアンドロイド「安堂ロイド」が麻陽を守るために未来から送り込まれ――というラブストーリーだが、やはり多くの視聴者は見限ったようだ。初回からの落ち幅は、何とも“ビミョー”な4ポイントだった。
「もっと下がると思っていました。しかも、裏番組が明石家さんまの『行列のできる法律相談所』や『相棒』など強力なコンテンツがあったことを考えれば健闘した方ですよ」(制作関係者)
だが、4ポイントでもネット住人たちは黙っていなかった。さっそく「つまらねんだから、見るわけねえだろ」「CGがちゃちいんだよ」とバッシングが吹き荒れている。そんななか、TBS関係者は意外なほどさばさばしていた。
「当初、局内でも『大丈夫か?』と不安視する声は噴出していました。内容が映画『ターミネーター』っぽいし、役名も陳腐なものばかりだったからです。宣伝担当は2人いるんですが、まぁピリピリしていましたね」
問題は、宣伝担当より主役の木村。さぞや、ナーバスになっているかと思いきや…。
「確かに初回前はピリピリしていましたが、19・2%取ったのでメンツは保たれたと思っているようです。和気あいあいとやっていますよ。あとは野となれ山となれ、かも」と話すのは、撮影現場を見たという芸能プロ関係者だ。
現場の木村をなごませている一番の功労者は、意外にも大島優子(25)だという。
「AKBとしてトップアイドルの大島ですが、女優としてはまだまだ。本人もそういう気持ちが強く、キッチリ台本を読み込み演技についてもちゃんと考えて現場に入るのです。木村らにも積極的に演技の相談をすることから、木村のお気に入りの一人になったとか。木村の意向で今後、大島の出演シーンが増えるという話もあります」(前出の芸能プロ関係者)
謙虚で勉強熱心な大島を木村がすっかり気に入り、現場でもかわいがっているようだ。
それを証明するかのように、先週25歳の誕生日を迎えた大島に、木村は柴咲とともに、推定20万円を超えるバッグなど高額な誕生日プレゼントを贈った。
木村のハートをとりこにした大島に対し、いまいちな印象を持たれているのが人気急上昇中の本田翼(21)だとも。
「モデル出身とあって抜群のルックスを誇っている本田ですが、決して勉強熱心で積極的とは言えないタイプ。木村としてもやはり本田みたいなタイプより、大島の方がかわいいってことですよ」と前出関係者。
どうやら大島をはじめキャスティングでキムタク本人が直々に指名した柴咲や、かわいがっている桐谷健太(33)らと一緒にやれるのが「楽しくて仕方がないようです」(前同)。
同枠の前ドラマ「半沢直樹」が平成の民放連続ドラマ史上最高となる42・2%という空前の大ヒットを記録したことから、何かと比較されがち。とはいっても、あんな“お化けドラマ”と戦っては、さすがのアンドロイドでも勝ち目はない。
木村にとっては、お気に入りの共演者たちと盛り上がって撮影が進めばそれで文句なし、といったところなのかもしれない。
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