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自衛隊輸送艦 島への重機陸揚げ開始
10月18日 18時0分

重機などを積み込んだ自衛隊の輸送艦が、18日午後、伊豆大島の沖合に到着し、エアクッション揚陸艇を使って車両の陸揚げを始めました。

伊豆大島の沖合には午後3時半ごろ、広い甲板を持つ海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」が到着しました。
輸送艦は、土砂崩れが起きた地域で、流木やがれきの撤去に当たる陸上自衛隊の重機やトラックなどの車両およそ50台を積み込んで、18日午後0時半ごろ神奈川県の横須賀基地を出港し、伊豆大島に向かっていました。
島の港は大型船が入港できないため、重機などの車両は、輸送艦に搭載されているLCACと呼ばれるエアクッション揚陸艇を使って陸揚げされました。
LCACは、輸送艦の後部から発進すると、波しぶきを上げながら海上を進み、港の近くにある砂浜にそのまま乗り上げ、重機などを降ろしていました。
伊豆大島では、住民など多くの人の安否が分かっていませんが、警視庁や消防、自衛隊などによる捜索は、大量の土砂に流木が混ざるなどしているため難航しているということです。
このため自衛隊は、陸揚げした重機とともに、およそ130人の隊員を新たに派遣し、合わせて400人余りの態勢で捜索に当たることにしています。

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