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損保業界 自転車保険を強化10月19日 14時49分
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通勤やレジャーで自転車に乗る人が増える一方、深刻な事故も相次いでいることから、損害保険業界は補償額を増やしたり、保険料を値下げしたりして自転車向けの保険の販売を強化しています。
自転車の交通事故の補償を重視した傷害保険は、通勤やレジャーで自転車に乗る人が増えていることや、賠償額が数千万円に上る事故も起きていることなどから、関心が高まっています。
これを受けて、インターネットで保険を販売する「au損保」は自転車が関係する事故でけがをした場合、補償額をほかの交通事故の2倍にした傷害保険の販売を今月から始めました。
会社側が事故の示談に当たるサービスもついています。
「au損保」の柳保幸専務は「自転車の愛好者が増える一方、保険に入っている人はまだ少なく、需要の拡大が期待できる」と話しています。
また「三井住友海上」が自転車事故を補償する傷害保険の保険料を今月から値下げしたほか、大手損保各社も自転車事故に特化したプランを用意して自転車向けの保険の販売を強化しています。
損害保険業界は主力の自動車保険の採算が悪化しているだけに、自転車向けの保険の補償額を増やしたり、サービスを強化したりする動きはさらに広がりそうです。
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