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伊豆大島でのボランティア「十分な準備を」
10月19日 21時43分

台風26号による豪雨で大規模な土砂災害が発生した伊豆大島でボランティア活動を希望する人のための勉強会がさいたま市で開かれ、大島に住んだ経験のある人などが離島での活動の注意点を説明しました。

さいたま市のボランティア団体が開いた勉強会には、大島でのボランティア活動を希望する人などおよそ20人が参加しました。
勉強会では東日本大震災の被災地で長期にわたってボランティア活動に参加した人が「思いつきで被災地に行ってもできることはほとんどない。被災地で求められていることを把握し、十分な準備をしてから参加してほしい」と話しました。
このあと大島に住んだ経験のある人が離島での活動の注意点を説明し、交通手段や宿泊施設の受け入れ能力、それに水や食料の供給に限界があるとしたうえで、「小さなコミュニティなので、島の人は皆、今回の台風で犠牲になった人と何らかのつながりがあると思う。そうした心情にも配慮して活動してほしい」とアドバイスしていました。
そして、新たに近づいている台風27号の進路や現地の受け入れ態勢などについて情報を収集してから、ボランティアに参加するよう呼びかけました。
大学のサークル活動で大島を何度も訪れたという大学生は、「今すぐボランティアに行くのが難しいことは分かったが、島の復興の力になれるよういつか必ず参加したい」と話していました。

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