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2013年10月22日(火) 東奥日報 ニュース



■ 大鰐に珍名バス停「チロリン」

写真
大鰐町虹貝地区の県道沿いにある「チロリン」という名称のバス停
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 バス停の名前が「チロリン」!? 大鰐町虹貝地区の山あいの県道を車で走らせるとこんな珍しいバス停が目に飛び込む。実は、周辺の現在6軒の民家がある集落の通称が「チロリン」。NHKでかつて放映された「チロリン村とくるみの木」に由来している。

 バスを運行する町地域公共交通会議事務局(町企画観光課)によると、バス停は2011年10月、大鰐病院と島田集落を結ぶ予約制バスの運行開始とともに設置された。

 バス停がある場所の住所は「大鰐町虹貝清川」だが、名称は地元住民と協議の上、決められた。

 NHKによると、「チロリン村とくるみの木」は総合テレビで1956〜64年に放映され、子どもたちに人気となった人形劇。

 地元住民らによると、放映された当時、田畑だったバス停周辺に家が建ち始めたことや、人形劇に登場するような緑豊かな自然環境が集落周辺に広がっていることで、いつしか集落が「チロリン」と呼ばれるようになった。

 かつては、この集落に「ちろりん食堂」もあった。

 この集落に住み、バス停設置も要望した山内トミさん(84)は「町内では、チロリンといっても分からない人がいるが、この辺では結構定着してますよ」と話した。

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