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レストラン列車を公開/八戸線
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報道機関向けに公開されたレストラン列車。床の模様はこぎん刺しをイメージしている=15日午後2時20分ごろ |
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JR東日本は15日、同社初のレストラン専用列車として19日から八戸線の八戸−久慈間(64.9キロ)で土・日・祝日に運行する新列車「TOHOKU EMOTION(東北エモーション)」を報道関係者に公開した。
試乗会には、本県や首都圏の報道機関18社の約30人が参加し、実際のダイヤと同様に午前11時5分、八戸駅を発車した。
列車は3両編成で、乗車した3号車は食堂車のようなダイニング席。室内の床は「こぎん刺し」を、照明は岩手県久慈市の琥珀(こはく)をモチーフにしている。また、2号車は、乗客の目の前で調理するライブキッチンで、カウンターの壁面は南部姫鞠(ひめまり)をイメージしたという。
時速約70キロで走行していた列車は、鮫駅を過ぎて三陸復興国立公園の区域に入ると30〜35キロに減速。眼下に海岸線が広がる中、蕪島を紹介する車内アナウンスが流れ、景勝地の葦毛崎展望台付近で停車するなど、国立公園となった種差海岸の景観もゆっくりと楽しむことができる。
車内では、メーン料理の牛ほほ肉の赤ワイン煮込みや、本県のトマトを使った料理など、ランチのコース料理が提供された。メニューは3カ月ごとに入れ替える。列車は午後0時49分、久慈駅に到着した。
定員48人で、事前申し込みが必要。運行日程が決まっている来年3月末まではほぼ満席で、約7割は首都圏からの乗客という。4月以降も運行予定で来年1月下旬〜2月中旬にも日程を発表し、予約を受け付ける予定。JR東日本運輸車両部の照井英之次長(47)は「震災で被害を受けた八戸線に、遠方からも多くの方に来ていただくことで地域活性化につなげ、復興を支援したい」と語った。
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