ニュース詳細
東電に汚染水対策強化を要請10月22日 10時31分
K10054515211_1310221701_1310221721.mp4
茂木経済産業大臣は、閣議のあとの記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所で汚染水のタンクを囲うせきから国が認めた放出基準を超える濃度の放射性物質を含んだ水があふれ出たことを受け、東京電力に対して、対策強化を要請したことを明らかにしました。
福島第一原発では、20日の大雨でタンクを囲うせきの11か所から水があふれ、このうち6か所で放射性ストロンチウムの濃度が原子力規制委員会が認めた放出基準を超えていました。
これについて、茂木経済産業大臣は、22日の閣議のあとの会見で、「こうした事態が起きたことは極めて遺憾だ。今週の後半には台風27号の接近が予測されるため、東京電力には万全の対策を取ることを要請するとともに、ホースやポンプなど必要になる資機材についてメーカーに対してきちんと供給するように要請を行った」と述べ、再発防止に向け、東京電力に対して、対策強化を要請したことを明らかにしました。
そのうえで茂木大臣は、「今後、せきの高さをかさ上げするなど、重層的な対策を取ることが必要であり、東京電力はそれに向けて準備に入っていると思う」と述べました。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
・ 東電 福島第一原発で海水24時間測定へ (10月22日 4時19分) ・ 東電 あふれたせきの対策急ぐ (10月21日 4時13分) ・ 民主 東電分社化で廃炉作業を (10月18日 4時47分) ・ 福島第一原発 大雨対策に甘さ (10月17日 4時35分) |
[関連リンク] |
|