「お姉ちゃん」
と云いながら、ボクはもう一度、ギュッと姉の細いカラダを抱きしめた。
「良夫ちゃん、苦しい・・」
姉は身をよじさせ、もがく様にしながら、ボクから自分のカラダを離そうとした。
「もういい、・・ありがと、良夫ちゃん。・・ごめんね。もう、いいわ」
ボクが少し腕の力を緩めると、その隙間から姉が両手を入れ、ボクの胸板を押しやった。けれども、その時、ボクはもう、いつものボクではなかった。というより、いつもは隠している本当のボクが、ひょんなことから姉のカラダに接することによって、ムックリと顔を出してしまったと云った方が正確かもしれない。
ボクはボクの胸板に置かれていた姉の両腕を掴むと、
「久美子姉ちゃん、ボク、姉ちゃんが欲しい・・」
と云って、じっと姉の顔を見つめていた。
「えっ、なんなの・・? どうしたの、良夫ちゃん。何が、ほしいって・・」
その時、ボクは姉の言葉が終わらない内に、姉の久美子を仰向けに押し倒し、そのカラダに覆いかぶさって行った。
「キャッ」
と、姉が短く叫ぶ。
「良夫ちゃん、・・あなた、何してるの。どいてよ」
と姉が云う。ボクはそれを無視して、姉の唇に自分のを強引に重ねていった。
「いやぁー」
姉は激しく顔を右へ背けて、ボクの口から逃れようとした。
「姉ちゃん、好きだ。姉ちゃんのことが好きでたまらないんだ。・・ねぇ、させてよ」
「ダメッ、良夫ちゃん。あたしたち姉と弟なんだよ。血が繋がってるんだよ。こんなことしちゃ、ダメよ」
「なんでだよ、血が繋がってたって、男と女じゃないか。 ボク、姉ちゃんが欲しい。姉ちゃんのカラダが欲しい。姉ちゃんのカラダで女を教えてくれよ」
ボクは押し殺したような小さな声で、姉の耳元でささやいた。姉は、ビックリしたような顔でボクを見つめていた。ボクは、そんな姉におかまいなしに、さらに姉の唇を求めた。
「・・ダメッ、・・ダメだよー」
と、ほとんど涙声になりながらも、キスを求めるボクに抵抗する姉。仕方なく、ボクはそんな姉の髪を右手で掴み、畳の上に抑えつけながら、強引に姉を唇を奪った。しかし、それでも固く閉ざされたままの姉の唇。ボクは姉の髪を掴んでいる右手をクイッとひねった。
すると、姉の顔が痛みに歪み、それと同時に唇がわずかに開いた。ボクは力を込めて、そのわずかな唇の隙間から自分の舌を捻じ込んだ。口の中にいっぱいに溜まっていた唾液を、姉の口の中に、まるで吐き出すように注ぎ込んだ。ホッソリとした姉の白い首、その喉の辺りがゴクリと動く。ボクの唾液を呑み込まされ、目に涙を溜める姉の顔。
ボクはその顔がたまらなく愛おしく思え、もう一度、姉の唇を求めた。
「・・もう、やめてっー」
姉が左手の甲で口を拭いながら、涙でいっぱいになった目で下からボクを睨んでいる。
「姉ちゃん、ハダカ見せてよ。女のハダカ、まだ生で見たことないんだ。姉ちゃんのハダカ、ボクに見せてよ」
「イヤよ。自分の弟にハダカ見せる女なんていないわ」
「なんでだよ、姉ちゃん。姉ちゃんは、ボクが子どもの頃から、なんでも教えてくれたじゃないか。勉強だって、よく見てくれたじゃないか。姉ちゃん頭いいからな。なんたって国立大の学生さんだもんな。ぼくなんかとはぜんぜん、違うよ。でも、もう、勉強なんかいいや。それよりも、姉ちゃん。・・今度は、姉ちゃんのカラダで女を教えてよ。お姉ちゃんのカラダ、ボクの自由にさせてよ」
「ダメぇー、ダメよ、良夫ちゃん」
「姉ちゃん。ボク、姉ちゃんのハダカが見たい。お姉ちゃんのカラダに触りたい。・・、ねぇ、ハダカになってよ。ぼくに、姉ちゃんのハダカ見せてよ」
と云いながら、ボクは姉の久美子のオッパイをブラウスの上からギュッと掴み、そして揉んだ。ボクにとって、初めて触り初めて揉んだ女のオッパイは、実姉の久美子のものだった。
つづく
塗って剥がすだけでぷるんっとむきたてたまご肌