未承認の健康器具を宣伝したとして薬事法違反容疑で書類送検された名古屋市の金城裕市議(減税日本)が昨年6月、この問題で市から行政処分を受けた際、担当職員を市議団控室に呼び出して処分の文書を受け取っていたことが分かった。金城市議は取材に「横柄だったかもしれない。自分から担当課に出向くべきだった」と話した。
市は11年6月21日、金城市議が経営する会社に対して行政指導をした。金城市議によると、事前に市環境薬務課の職員から連絡を受けた際、市議団控室に来るよう求めた。担当職員2人は同日、控室を訪れて行政指導の文書を手渡した。
さらに同課によると、2日後に金城市議が改善内容を記した報告書を市に提出した時も、同市議の求めで職員2人が控室に出向いたという。
他会派の市議からは「私的な不祥事で処分を受けるのに市議団控室に呼びつけるとは、公私の区別もできないのか。全く反省がみられない」と批判の声が出ている。【福島祥】
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