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資源回復うなぎ上り? 宮崎に全国初の常設研究所 [宮崎県]

2013年10月22日(最終更新 2013年10月22日 01時16分)
運営するNPO法人の大森仁史理事長(左)から説明を受ける河野俊嗣知事=21日、宮崎県美郷町南郷区

運営するNPO法人の大森仁史理事長(左)から説明を受ける河野俊嗣知事=21日、宮崎県美郷町南郷区

 絶滅が危ぶまれるニホンウナギの保全を目的とした研究所と博物館「国際うなぎLABO」が21日、宮崎県美郷町南郷区の旧渡川(どがわ)小学校跡地にオープンした。専門の常設研究所と博物館は全国初といい、ウナギ研究の第一人者である日本大の塚本勝巳教授(海洋生命科学)を所長に迎えた。

 同県内の養鰻(ようまん)業者らでつくるNPO法人「セーフティー・ライフ&リバー」(大森仁史理事長)が開設、運営にも当たる。施設は町が1700万円(3分の2県補助)をかけて整備した。

 塚本教授はこれまでの研究でニホンウナギの産卵場所が太平洋のマリアナ諸島付近と解明。今後、電波を発するICタグをウナギに付けて回遊経路を追跡したり、海に下る気象条件を調査したりする。来春には近くの池で飼育実験を始める予定。「研究成果を漁獲量の回復につなげたい」と意気込む。

 博物館は、廃校の3教室に東大総合研究博物館が所蔵するウナギの標本など約50点を展示。土日祝日に無料で公開する(平日観覧は要予約)。町教委南郷事務所=0982(59)1605。

=2013/10/22付 西日本新聞朝刊=

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