「研究倫理概論」（大学院生、学部生対象科目）
学術研究倫理委員会は、研究者をめざす大学院生および研究に着手する段階の学部3年生以上が、研究倫理に関する理解を深めることを目的として「研究倫理概論」を開講しています。
本科目では、研究倫理の必要性、研究の計画、研究の遂行、研究の成果等に関する基本的事項について、具体的な事例を交えながら、学内外14名の専門家より学ぶことができます。
第１回 WASEDA e-Teaching Award 審査員特別賞 受賞
「研究倫理概論」は、第１回 WASEDA e-Teaching Award 審査員特別賞を受賞しました。
WASEDA e-Teaching Award
「研究倫理概論」（Research Ethics）-研究者を目指す人々へ- 概要
第１回 WASEDA
e-Teaching Award 審査員特別賞
- 担当教員 ： 人間科学学術院 土田友章教授 他
- 対象 ： 全学部の３年生以上、全研究科の大学院生
- 学期・単位： 秋学期・２単位
- 設置箇所 ： オープン教育センター
- 形式 ： Course N@viを使用したフルオンデマンド
2012年度「研究倫理概論」講義内容・担当講師
以下の授業内容・担当講師は2012年度のものです。最新の講義内容等の詳細についてはWebシラバス、2013年度秋学期「研究倫理概論」科目案内でご確認ください。
| 【序論 なぜ研究の倫理か 現代世界における科学技術研究】 | |
| 第1回 はじめに：なぜ研究倫理か 土田 友章 早稲田大学人間科学学術院教授 | |
| 第2回 EU/欧米諸国における研究倫理 福田 耕治 早稲田大学政治経済学術院教授 | |
| 第3回
研究における不正行為：FFP（ねつ造・改ざん・盗用）の実際 白楽 ロックビル お茶の水女子大学名誉教授 | |
| 第4回 研究における不正行為と法 横野 恵 早稲田大学社会科学部准教授 | |
| 【研究の計画】 | |
| 第5回 研究計画のあり方 山内 繁 元早稲田大学人間科学学術院特任教授 | |
| 第6回 被験者保護の基本①（ヒトゲノム、ES細胞を含む） 齋藤 有紀子 北里大学大学院医療系研究科准教授 | |
| 第7回 被験者保護の基本②（動物実験を含む） 田村 京子 昭和大学富士吉田教育部教授 | |
| 第8回 心理学と研究倫理 嶋田 洋徳 早稲田大学人間科学学術院教授 | |
| 第9回 研究と利益相反 浦川 道太郎 早稲田大学法学学術院教授 | |
| 【研究の遂行】 | |
| 第10回 研究ノートとデータ管理の実践 大須賀 壮 独立行政法人理化学研究所 外務部 研究協力課 課長 | |
| 第11回 メンターとトレイニー,Authorshipと出版の倫理,共同研究 土田 友章 早稲田大学人間科学学術院教授 | |
| 【研究の成果】 | |
| 第12回 知的財産権をめぐって 高林 龍 早稲田大学法学学術院教授 | |
| 第13回 企業と研究倫理 大塚 英明 早稲田大学法学学術院教授 | |
| 第14回 安全保障と科学技術者：科学技術のミスユースのリスクと科学者の責任 古川 勝久 元独立行政法人科学技術振興機構社会技術開発センターフェロー | |
| 第15回 研究倫理の実践：早稲田大学の体制 深澤 良彰 早稲田大学理工学術院教授 土田 友章 早稲田大学人間科学学術院教授 | |
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- お問い合わせ先:
学術研究倫理委員会事務局 (研究推進部 研究マネジメント課)